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シックデイとは?―血糖コントロールが不安定に
シックデイの怖さシックデイとは糖尿病の患者さんが熱を出したり、下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こしたり、食欲不振のために食事を摂ることができないときをいいます。特に食事が摂れない場合が要注意で...
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シックデイとは?―血糖コントロールが不安定に

公開日 2015 年 03 月 16 日 | 更新日 2017 年 05 月 07 日

シックデイとは?―血糖コントロールが不安定に
矢島 賢 先生

国家公務員共済組合連合会立川病院内科医長

矢島 賢 先生

貴田岡 正史 先生

イムス三芳総合病院 内分泌内分泌(甲状腺)・代謝(糖尿病)センター長

貴田岡 正史 [監修]

菅野 一男 先生

医療法人社団桜一会かんの内科院長

菅野 一男 [監修]

シックデイの怖さ

シックデイとは糖尿病の患者さんが熱を出したり、下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こしたり、食欲不振のために食事を摂ることができないときをいいます。特に食事が摂れない場合が要注意です。食事を摂ることができないと、普段は血糖をよくコントロールできている人でも血糖コントロールが不安定になったり、さらには昏睡になってしまったりすることもあります。

シックデイに陥った時は

基本的に内服薬とインスリンを使用している時では対応が異なります。どちらにせよシックデイに陥った時の対応法について主治医と相談しておきましょう。血糖測定器のお持ちの方は血糖を測定し状況を把握しましょう。

1. 内服薬を使用している場合

基本的には内服薬の減量または中止です。あまりに症状がひどい場合にはご自身の判断で内服を中止して頂いても構いません。ただし、そのときには必ず医療機関を受診しましょう。

2. インスリン療法中の場合

減量をする場合がありますが、全くインスリン分泌のない糖尿病患者さんの場合、インスリンの中止は極めて危険です。患者さんごとに血糖コントロールの状態が異なり、一概には言えないので、実態に合わせた減量などの対応を医師に相談しつつ決めましょう。

受診するべき時は?

  1. 嘔吐や下痢が止まらず、食事を摂ることが出来ない時
  2. 高熱が続く時、また血糖値が350を超える時(一つの目安)

このような時はすぐに主治医の先生に連絡を取って、医療機関を受診するようにしましょう。

糖尿病および内分泌疾患の診療を専門とし、詳細な合併症の検索や丁寧な療養指導には定評がある。一般社団法人臨床糖尿病支援ネットワークにおいても活動し、地域の糖尿病診療のレベルアップに貢献している。

北多摩地域の中核病院である公立昭和病院の内分泌・代謝内科部長として地域に根差した糖尿病治療を実践。加えて、NPO法人西東京臨床糖尿病研究会理事長として、糖尿病治療情報の共有および治療標準化を目指して、専門医、開業医間のネットワークを構築、専門的知識を持つ人材の育成等の活動を行っている。

2008年4月1日に、三鷹駅南口に、糖尿病・内分泌疾患・内科専門の「かんの内科」を開設。東京医科歯科大学、武蔵野赤十字病院、糖尿病学会、内分泌学会などでの診療・活動を通じて培った経験を、糖尿病・高血圧症・高脂血症・甲状腺疾患・動脈硬化症(脳梗塞、狭心症・心筋梗塞、足壊疽)などで苦しんでいる患者さんの診療に役立てており、メタボリックシンドロームなどで明らかな症状のない方の動脈硬化を進ませないようにするためのアプローチにも重点をおいている。食事療法、運動療法を駆使し、必要に応じて最適な薬の選択を行い、元気に長く豊かな人生を楽しむためのサポートをするために経験豊富な専門医、専門看護師、管理栄養士、運動トレーナー、フットケア専門家が一体となっている。
内分泌専門医として、甲状腺疾患、下垂体・副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、先端巨大症、プロラクチノーマ、尿崩症など)の診断・治療を行う。

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