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急に太った!太る原因は病気かも-メタボはどうして危険なの
体重増加が肥満と結びつくと、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)や糖尿病、生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群などの発症率や死亡率の上昇など、健康にさまざまな悪影響を与えます。しかし体重増加...
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急に太った!太る原因は病気かも-メタボはどうして危険なの

公開日 2016 年 06 月 01 日 | 更新日 2017 年 06 月 06 日

急に太った!太る原因は病気かも-メタボはどうして危険なの
メディカルノート編集部 [医師監修]

メディカルノート編集部 [医師監修]

体重増加が肥満と結びつくと、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)糖尿病生活習慣病睡眠時無呼吸症候群などの発症率や死亡率の上昇など、健康にさまざまな悪影響を与えます。しかし体重増加には、体重減少のように明確な定義はありません。

そして体重増加には、ただ単に「太っただけ」でなく、病気などさまざまな原因が隠れていることがあります。

体重増加の原因のほとんどは体脂肪の増えすぎによるもの!

ヒトの体は、食べ物や飲み物やなどからエネルギーを摂取して、生命活動を維持するためにこのエネルギーを消費しています。体重の増加・減少とは、このバランスが崩れることによって生じます。

体重増加の原因ですが、内分泌疾患のひとつであるクッシング症候群甲状腺機能低下症インスリノーマと呼ばれる膵臓腫瘍などの病気などが隠れていることがあります。こうした病気の存在は、簡単なスクリーニング検査(ふるいかけ)によって7割程度は診断をつけることができます。

しかしこのような病気が体重増加の原因であることは少なく、ほとんどは生理的もしくは行動変化によってエネルギーの需給バランスが変化し、消費しきれなかったエネルギーが脂肪として蓄積された結果といえるでしょう。

数日で体重が増加したときは病院へ-むくみに注意

ほとんどの体重増加の原因はエネルギーバランスの崩れですが、1~2週間で数kgといったように急激な体重増加がある場合は太り過ぎでなく、浮腫(むくみ)、胸水、腹水など体液増加の可能性があります。

これらが生じる背景ですが、うっ血性心不全腎不全、慢性肝疾患などの重篤な病気が隠れている可能性があるため、早い段階で医療機関を受診することをおすすめします。

肥満によるむくみでは膝から下が太くなる

脂肪性浮腫(太りすぎによるむくみ)は下腿と呼ばれる膝から足首部分には生じるもの、太ももや背中には生じません。つまり、ふくらはぎなどにむくみがある場合、それは太りすぎが原因として考えられるということです。

服用中の薬によっては薬剤性浮腫をおこすことも

使用中の薬剤によっては、薬剤性浮腫と呼ばれるむくみをおこすことがあります。薬剤性浮腫は、鎮痛解熱剤、インスリン抵抗性改善薬、ホルモン剤(経口避妊薬・副腎皮質ホルモン)、中枢神経軽系作用薬(炭酸リチウム)などの薬剤を使用した際に生じることがあります。

太りすぎたときの対処方法は原因によって異なる

太った原因がエネルギー過多の場合は適切な体重管理を

エネルギー過多による肥満の場合、まずメタボリック症候群や睡眠時無呼吸症候群などを併発していないかチェックします。そしてエネルギー需給のバランスを戻すために、無理のない食事療法や運動療法などを患者さんと医師が一緒に考えます。

むくみなど体液増加では体液を溜め込まないようにする

むくみや胸水・腹水などの貯留によって体重増加が生じている場合、原因となっている病気の治療や、塩分摂取量制限や利尿剤の使用などを開始します。

 

体重増加・減少の連載記事

「メディカルノート編集部」の記事も、医師監修のもと提供させていただいております。

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