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睡眠時無呼吸症候群の分類と原因
睡眠時無呼吸症候群(SAS:SleepApneaSyndrome)とは、眠っているときに無呼吸(10秒以上呼吸が停止すること)または低呼吸(もう少しで止まりそうな弱い呼吸)の状態になる病気です。...
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公開日 : 2018 年 05 月 29 日
更新日 : 2018 年 05 月 29 日

目次

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、眠っているときに無呼吸(10秒以上呼吸が停止すること)または低呼吸(もう少しで止まりそうな弱い呼吸)の状態になる病気です。睡眠時無呼吸症候群はその病状によって、閉塞型、中枢型、混合型に大別でき、それぞれ原因も異なります。睡眠時無呼吸症候群の分類と原因について、国家公務員共済組合連合会 九段坂病院の石渡庸夫(いしわた のぶお)先生にお話を伺いました。

睡眠はなぜ必要なの?

呼吸・血液循環の調整機能や脳の情報処理能力を維持するために必要

睡眠は、単に体の活動を停止するための時間ではありません。睡眠は、呼吸・血液循環の調節を含めた体の防御機能や、脳の情報処理機能を維持するために必要なものです。

睡眠

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時に呼吸停止または低呼吸の状態になる病気

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、眠っているときに無呼吸または低呼吸の状態になる病気をさします。無呼吸の定義は、睡眠中に10秒以上呼吸が止まることです。一方、低呼吸とは、もう少しで止まりそうな弱い呼吸をさします。

成人男性の約3~7%、女性の約2~5%にみられる

睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、成人男性の約3~7%、女性の約2~5%にみられます。男性では40歳~50歳代が半数以上を占める一方、女性では閉経後に増加する傾向にあります。

睡眠時無呼吸症候群には3つの分類がある

睡眠時無呼吸症候群は、その病状によって以下の3つにわけられます。

閉塞型:無呼吸中も呼吸運動が認められます。睡眠中、断続的に低酸素状態が繰り返すことによって睡眠の質が低下し、日中の眠気などの症状を引き起こします。

中枢型:無呼吸中に、呼吸中枢から呼吸筋への出力が消失するため胸郭(胸部の骨格)と腹壁の動きが止まります。頻呼吸(呼吸数が増加し、かつ呼吸が浅い状態)と低呼吸を繰り返す、チェーンストークス呼吸という状態がみられることがあります。

混合型:閉塞型と中枢型が混合したものです。

睡眠時無呼吸症候群の症状については、記事2『睡眠時無呼吸症候群の症状』をご覧ください。


閉塞型の睡眠時無呼吸症候群

閉塞型の睡眠時無呼吸症候群は、呼吸をしようとしているが何らかの要因で気道が狭窄・閉塞し、呼吸がうまくできない状態です。一方、中枢性の睡眠時無呼吸症候群は、呼吸せよという脳からの指令が一時的になくなり、呼吸ができない状態をさします。

一般的に、中枢型の睡眠時無呼吸症候群は閉塞型よりもまれです。

睡眠時無呼吸症候群のページへ

山形大学医学部卒業後、東京医科歯科大学の第二内科に入局。2005年より国家公務員共済組合連合会九段坂病院の内科にて部長を務め、幅広い呼吸器疾患に対応している。病気やリハビリテーションに対する理解を深めることを大切にし、チーム一丸となって患者さんやそのご家族をサポートしている。

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