三叉神経痛の記事にご協力いただいている医師
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松島 俊夫 先生
古賀病院21 脳神経外科
微小外科解剖の研究で世界的な権威であるフロリダ大学ロートン教授のもとに留学し、微小外科解剖を学んだ。それ以降、後頭蓋窩の微小外科解剖と手術をライフワークとしてきた。第四脳室病変への「小脳延髄裂経由法」、三叉神経痛に対する「小脳テント吊り輪牽引法」や小脳延髄槽病変や舌咽神経痛に用いる「顆窩経由法」など、微小外科解剖を学んだからこそできる手術アプローチ法をあみ出した。後進への指導も熱心で、微小外科解剖と手術の手引き書「後頭蓋窩の微小外科解剖と手術(日本語)」を2006年に、またそれを改編し、英語版として2014年に出版している。また微小外科解剖に加えて、日本人に多いもやもや病の専門家でもある。
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廣田 暢夫 先生
横須賀市立うわまち病院 第一脳神経外科 部長
横須賀市立うわまち病院の第一脳神経外科部長、第一脳血管外科部長を務める。脳血管内治療専門医・指導医の認定資格を持ち、脳血管疾患治療の技術向上に力を入れる。さらに病院全体で迅速な救急手術体制を整えるべく、院内の連携強化システム構築に尽力し、より質の高い医療の実現を目指している。
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坂田 勝巳 先生
横浜市立大学附属市民総合医療センター 脳神経外科 部長
髄膜腫や神経鞘腫などの良性脳腫瘍や頭蓋底腫瘍を専門としている。以前より静脈温存手術に取り組み、QOLを重視し、機能温存を優先した脳神経外科手術に積極的に取り組んでいる。