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乳糖不耐症
乳糖不耐症とは、乳糖を分解するために必要な酵素が欠損していることによりあらゆる乳製品に含まれる乳糖が消化できない病気のことです。乳糖(ラクトース)は、主に牛乳や乳製品に含まれている糖のことで、本...
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乳糖不耐症にゅうとうふたいしょう

更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
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2017 年 04 月 25 日
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概要

乳糖不耐症とは、乳糖を分解するために必要な酵素が欠損していることによりあらゆる乳製品に含まれる乳糖が消化できない病気のことです。乳糖(ラクトース)は、主に牛乳や乳製品に含まれている糖のことで、本来ならば小腸の細胞で産生される乳糖分解酵素(ラクターゼ)により、ブドウ糖とガラクトースという2つの構成要素に分解します。この2つ糖分は小腸の壁から血液中に吸収されます。この乳糖分解酵素が欠乏すると、乳糖を消化吸収できなくなります。その結果、高濃度になった乳糖が小腸に水分を引き寄せ、下痢が起こります。吸収されない乳糖は小腸を通過して大腸に入り、腸内細菌によって発酵し、鼓腸と酸性便を起こします。

原因

乳糖不耐症の原因は、乳糖分解酵素であるラクターゼの遺伝子異常による先天性のものと、消化管の感染症や自己免疫疾患などの疾患や、抗生物質などの薬剤による後天性のものと、大きくわけて二つがあります。

症状

乳糖不耐症があると、牛乳や乳製品を消化できないため、これらを摂取すると下痢を起こしやすくなります。お子さんにおいてはミルクが食事に含まれているとお腹をこわしたようになり、吸収もよくないため体重が増えません。大人の方では、お腹の張り、胃がけいれんしたような感じ、下痢、吐き気、腸がゴロゴロ鳴る、食後に急激な便意が生じます。下痢がひどいために、食べものが急速に排泄されてしまい、必要な栄養素が吸収されない場合もあります。しかし、乳糖不耐症によって起こる症状は、普通は軽症です。

検査・診断

乳製品を食べた後にさきほど述べた症状が出る場合には、乳糖不耐症を疑います。3~4週間、乳製品を除いた食事を続けて症状が消失すれば、診断が確定します。

治療

乳糖不耐症は、乳糖を含む乳製品などを避けることでコントロールできます。また、乳糖分解酵素自体が薬となっていて補充することができます。