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大腿骨骨折
大腿骨骨折とは、太もも股関節を構成する大腿骨が骨折を起こすことを指します。股関節付近における骨折である大腿骨頸部骨折は、高齢化を背景として増加傾向にあり寝たきりの原因ともなる骨折です。閉経後の骨...
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骨・関節
更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
更新履歴
2017 年 04 月 25 日
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概要

大腿骨骨折とは、太もも股関節を構成する大腿骨が骨折を起こすことを指します。股関節付近における骨折である大腿骨頸部骨折は、高齢化を背景として増加傾向にあり寝たきりの原因ともなる骨折です。閉経後の骨密度の低下や筋力少ないと言った要因もあり、男性よりは女性に発症しやすいです。

年齢を重ねると骨粗しょう症を発症しやすくなりますし、バランス感覚も若い頃ほどは保てなくなります。そのため、ちょっとしたものにつまずいて転んだりすることを契機として、大腿骨骨折を発症します。介護中にオムツを替えることで大腿骨骨折を誘発することもありますし、寝返りでも発症する場合があります。

大腿骨骨折を発症すると、寝たきりになるリスクがあります。そのため、基本的には手術を行い、早期にリハビリテーションを行うことが重要な疾患であると言えます。

より詳しい情報は、記事①記事②をご覧ください

原因

年齢を重ねると筋力やバランス感覚が低下するため、階段でつまずいたり、ちょっとしたものに足をつまずかせたりすることが多くなり転倒しやすくなります。さらに、加齢と共に骨密度も低下し、骨粗しょう症を発症するリスクも高くなります。特に女性では閉経後に骨密度が急速に低下し、大腿骨骨折発症の危険性が高まります。以上のような背景が重なることで、大腿骨骨折を発症することになります。なお、骨密度の低下が著しい場合には、寝返りを打っただけでも骨折することがありますし、介護でオムツを交換する際に足を動かすことで大腿骨骨折が発症することもあります。

高齢化に関連して発症する大腿骨骨折は、股関節付近で発症することが多いです。股関節は、大腿骨の頭が骨盤にはまり込むことで形成されていますが、「関節包」と呼ばれる構造物で大腿骨頭は覆われています。この内外いずれで骨折が生じるかに応じて「大腿骨頸部内側骨折」と「大腿骨頸部外側骨折」に分類されます。

大腿骨内側骨折はちょっと足をひねる程度でも発症すること一方、外側骨折は明らかな転倒で発症します。関節包内外では血流の豊富さが異なっており、受傷時の全身状態の出方や治癒経過に大きな差が生まれます。内側は血流に乏しく骨折が治癒しにくいですが、外側での血流は豊富であり骨癒合が得られやすいです。

より詳しい情報は、記事①記事②をご覧ください

症状

大腿骨骨折は、転倒や介護中、寝返りなどに発症します。骨折を発症すると、強い痛みが生じ骨折部位を触るととても強く痛みます。また腫れを伴うこともありますし、骨折で骨が歪むことから外観から見て変形していることもあります。両足の長さが違う、骨折した足が内側に向いている、もしくは外側に向いているなどで認識されることもあります。骨折では出血をすることから、数日経過してからあざが出来ることになります。

大腿骨骨折は、高齢者に発症することが多く、中には認知症を煩っている方もいます。この場合には、自覚症状の訴えが明らかではないこともあります。しかしその場合でも、足を他動的に動かすととても痛がる、自立歩行が出来なくなるなどの症状を認めます。

大腿骨骨折を発症すると足の痛みが強く、臥床しがちになります。しかし、臥床をすることで足の筋肉が衰えてしまい、さらに歩けなくなるという悪循環になるようにもなります。寝たきりになってしまうと、肺炎や褥瘡なども引き起こしやすくなります。

より詳しい情報は、記事①記事②をご覧ください

検査・診断

大腿骨折が疑われる際には、第一に単純レントゲン写真が行われます。大腿骨骨折では中には骨のずれが明らかではなく、少し亀裂が入る程度であることもあります。この場合には必ずしもレントゲンだけでは判断できる訳ではなく、CTやMRIなどといったより詳細な画像検査が必要となることもあります。

より詳しい情報は、記事①記事②をご覧ください

治療

大腿骨骨折を発症して臥床安静を取るとより一層筋力が低下し、最終的に寝たきりになってしまうリスクが生じます。寝たきりになることから認知症や誤嚥性肺炎などのリスクも高まるため、大腿骨骨折を発症した時には、基本的には手術的な治療介入がなされます。骨折の部位や程度、本人の状態に合わせて手術療法法は選択されることになり、人工骨頭置換術が行われたり、スクリューで骨を固定する固定したりすることもあります。手術後にはリハビリテーションを行い、寝たきりならないようにすることが必要になります。理学療法士や作業療法士の指示の元、適切なリハビリを継続することが重要です。

さらに、そもそも骨折を起こさないように、カルシウムやビタミンDの摂取、適度な運動を日頃から心がけることが重要です。適切な食事は骨の強度を高める効果を期待できますし、運動を行うことで骨の健康を保つことが可能となります。

より詳しい情報は、記事①記事②記事③をご覧ください

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