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Uterus
子宮頸管ポリープ
子宮の入り口に当たる子宮頸管の粘膜が増殖することで隆起した(盛り上がった)イボ状の良性病変を指します。大きさは通常数mmから1cmで、多くの場合は1つですが複数生じることもあります。出産回数の多...
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子宮

子宮頸管ポリープしきゅうけいかんぽりーぷ

更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
更新履歴
2017 年 04 月 25 日
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概要

子宮の入り口に当たる子宮頸管の粘膜が増殖することで隆起した(盛り上がった)イボ状の良性病変を指します。大きさは通常数mmから1cmで、多くの場合は1つですが複数生じることもあります。出産回数の多い女性に多くみられることが知られています。

原因

子宮頸部の細菌感染による炎症や女性ホルモンの変化などが関係していると考えられていますが、はっきりとした原因は判明していません。

症状

痛みを伴わず症状がないことも多いため、子宮頸がん検診で発見されることが多い疾患です 。また、ポリープの部分は組織がもろく弱いため、細菌感染により炎症を起こした場合や、性交や激しい運動などで刺激が加わることで出血することがあります。この場合、性器出血や帯下(たいげ)(おりもの)が増加し出血が混ざるという症状がみられることがあります。

検査・診断

子宮の入り口の部分は内診により簡単に観察できるため、内診のみで診断に至ります。

子宮頸管ポリープは良性の疾患ですが、ごくまれに悪性腫瘍(がん)がポリープ状になり、子宮頸管ポリープと似たような形態をとることがあるため、最終的な診断は切除後に病理組織検査を行って、良性であることを確認します。

治療

子宮頸管ポリープのサイズや性状、妊娠の有無などにより経過観察あるいは切除術が選択されます。症状がなく、ポリープが小さい場合は経過観察する場合もありますが、妊娠中でなければ切除術が行われるのが一般的です。ポリープの根元が細ければ外来で痛みもなく簡単に切除することができますが、根元が太い場合は出血が多い可能性を考えて手術室で切除する場合もあります。いずれの場合にも手術は短時間で終了します。

妊娠中に子宮頸管ポリープが発見された場合には、切除術について肯定的な考え方(ポリープ自体が出血や感染の原因となるので予防的に切除したほうがよい)と否定的な考え方(切除することで子宮への出血や感染を引き起こし、流早産や破水を起こす可能性があるため切除を行わない方がよい)の双方があり、ポリープの大きさや症状などを含め担当医師と相談して検討することが重要です。

子宮頸管ポリープは切除しても再発することも多い病気です。2年に一度の子宮頸がん検診に合わせて婦人科を受診し、子宮頸管ポリープができていないかどうか診察を受けることも大切です。

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