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Bone
鎖骨骨折
鎖骨骨折とは、転倒などがきっかけで肩や腕に外力が加わることによって、鎖骨を骨折することを指します。鎖骨は、真上から見るとS字型をした骨で、太さも均一ではなく中央部から外側にかけて丸から三角形へと...
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骨・関節
更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
更新履歴
2017 年 04 月 25 日
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概要

鎖骨骨折とは、転倒などがきっかけで肩や腕に外力が加わることによって、鎖骨を骨折することを指します。鎖骨は、真上から見るとS字型をした骨で、太さも均一ではなく中央部から外側にかけて丸から三角形へと変化します。鎖骨の切断面をみたとき、丸から三角形に変化する部位は外力に対して弱く、鎖骨骨折が生じやすい部位でもあります。

鎖骨骨折を起こすと、骨が折れた側の鎖骨部に痛みが生じるほか、肩を動かすのが困難になります。特に交通外傷のように外部から強い力が加わったことで生じたものでは、神経血管損傷や肺損傷を生じることもあります。

原因

鎖骨骨折は、転倒して肩や腕を強打した衝撃で生じることがあります。他にもラグビーやアメリカンフットボール、柔道などの激しいコンタクトスポーツがきっかけとなることもあります。鎖骨骨折を起こしやすい要因のひとつに交通事故もあります。交通事故では強い外力が鎖骨にかかりやすいことから、鎖骨周辺を通る神経にダメージを与えることもあります。

症状

鎖骨骨折が生じた瞬間、「ポキッ」という音を聞く方も少なくありません。鎖骨骨折では、骨が折れた部位に痛みや腫れが生じます。特に鎖骨骨折で生じる痛みは捻挫や脱臼よりも強いため、肩を上げられないことも多いです。

また鎖骨が折れて正常の位置からずれたことにより、その部分の皮膚が突出して見えることもあります。数日経過してから、患部や周辺にあざができることもあります。さらに鎖骨骨折そのものや原因となった外力により、近くを通る神経が損傷して、手にしびれや痛みが生じることもあります。骨折した部位や骨のずれ方などによっては、骨の付きが悪くなるともいわれています。

検査・診断

鎖骨骨折が疑われる所見が確認された場合、単純レントゲン撮影を実施して骨折の有無を確認します。具体的には、以下のようなケースで行われます。
・鎖骨に強い痛みが生じている場合
・左右の肩の高さが違う場合
などが挙げられます。
鎖骨骨折ではレントゲンの撮影は、一方向からのみではわかりにくいこともあるため、複数の異なった方向から撮影することもあります。

治療

治療方針は、骨のずれ具合、皮膚から骨が飛び出ているかなどを考慮して決定します。比較的軽度で保存治療による治療が期待できる場合、骨のずれを正常な位置に直してから鎖骨バンドなどで患部を固定して安静を保つようにします。痛みが強ければ鎮痛薬を処方することもあります。鎖骨骨折の治療期間中は全く腕を動かしてはいけないというわけでなく、無理のない範囲で日常動作など適度な動作は行うようにします。

骨折による骨のずれが激しい、皮膚から骨が飛び出ているなど重症の場合には、金属製のねじ(もしくはプレートやワイヤーなど)を使用して骨折した箇所を結合させる手術を行うことになります。一方で鎖骨の外側3分の1で骨折している鎖骨遠位端骨折の場合は保存加療では骨がつきにくいことも多く、手術的加療が選択されることが多いです。近年では早期社会復帰を目指し手術を行うケースが増えています。