信頼できる医療情報発信に向けての取り組み

メディカルノートは、信頼できる医療情報を一般の方にとってわかりやすい形で発信することで、医療を受けるすべての人がより適切な選択ができる社会を目指しています。
そしてメディカルノートでは、健康や生命に関わる医療情報を取り扱うにあたり、以下2点の方針に従って記事の制作を行っています。
① 科学的根拠やスペシャリストの臨床経験に基づく情報であること
② 事実を誇張したり、不安を煽ることを目的とした伝え方をしたりしないこと

なお、インタビュー対象の医師または監修医師は、各記事のタイトル下に表示されます。

情報の更新について

メディカルノートでは、最新の知見に基づいた情報を発信できるよう、3~5年を目安に定期的な記事の見直しを行っています。ただし、ガイドラインの改定など個別の状況を鑑みて、上記の年数によらず改訂を行う場合もあります。

メディカルノートで使用する医療用語の名称ついて

メディカルノートの医療情報ページでは、「疾患・症状・検査・治療法」など広く医療に関する情報を取り扱っています。疾患の名称などについては各種ガイドラインや学術論文等を基に疾患名称の調査を行い、医学的に誤りがなくかつ一般の方に分かりやすい名称を使用しています。
ただし、医学的に使用される名称より一般に広く用いられている名称等がある場合、一般読者に対する情報の伝わりやすさを重視し、俗称等を使用する場合もあります。

参考文献について

各記事の参考文献は、メディカルノートが定める基準に基づき、各種ガイドラインをはじめとした信頼できる医療情報の提供元から採用しています。なお、参考元資料の専門的な記述に関しては、内容に齟齬が出ない範囲で一般向けにわかりやすい表現を使用するよう努めています。

【参考文献として使用する資料の例】

  • 各診療ガイドライン
  • 官公庁および関連する公的機関(検疫所・保健所など)の提供する情報
  • 厚生労働委託事業者が制作したウェブサイトで提供されている情報
  • 国の有する医療機関もしくは研究機関の提供する情報
  • 大学病院もしくは関連施設のウェブサイトに記載されている情報
  • 日本医学会に登録されている学会のウェブサイトで公開されている情報
  • 医学系学術誌に掲載されたレビュー論文で、20年以内のもの
  • 医療従事者向け書籍、雑誌に掲載されている情報で、医師・歯科医師が執筆したもの
  • 製薬会社及び医療機器メーカーのウェブサイトで提供されている情報
  • 臨床検査受託会社のウェブサイトで提供されている情報
  • MSDマニュアル
  • その他弊社が信頼に足ると判断する資料

例外として、医師の臨床経験に基づく知見などは上記の原則によらない場合もあります。1996年にDavid Sackettが述べている通り、Evidenced Based Medicine (EBM:根拠に基づく医療)の定義の中にはwith " clinical expertise"(熟練した臨床経験/技術)が含まれています。そのことからも、メディカルノートではエビデンスに加えてエクスペリエンスの発信も大切にしています。

PR記事の編集方針

メディカルノートでは、基本的に中立的な医療情報を提供していますが、特定の医療機関や企業等のPRを目的とする記事を作成することもあります。PR記事かどうかは記事のカテゴリで判別できます。PR記事に該当するカテゴリは以下のとおりです。

疾患啓発(スポンサード) 医療機関もしくはその他の法人・団体等の広告を目的として、特定の疾患等に関する情報を提供する記事。
病院紹介(スポンサード)
院長インタビュー
特定の医療機関等の設備や体制、得意とする領域などの紹介記事。
ストーリー 特定の医師の生い立ちや思いなどの紹介記事。
ニュース(スポンサード) 特定の医療機関や学会等のイベント等を紹介する記事。
広告タイアップ 特定の疾患等に関する情報に加え、医療機関以外の法人・団体の商材の広告を目的とする記事。

メディカルノートのPR記事は各種法令に則っていること、正しい医療情報を伝えることの2つを前提とし、法律観点においては「医療法」、「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」等の各種法令に則り、医療情報においては科学的根拠や専門の医師の臨床経験を基にした信頼のおける情報の掲載に努めています。
また、信頼に足る医療情報提供の実現のため、PR記事に対しては社外の専門家による校閲や医学的・法的なチェックを行い、情報の信頼性を担保しています。

なお、疾患情報ページにおいては、PR記事であるか否かにかかわらず読者にとって有益と考えられる記事へのリンクを表示しています。

記事の制作プロセス

メディカルノートでは信頼できる医療情報の発信のため、以下のプロセスで記事の制作を行っています。

テーマ選定 ユーザーのニーズ等を分析し、課題の解決に役立てるようなテーマをメディカルノート編集部で選定します。
取材 取材記事に関しては、医療機関や医師等にテーマに関する取材を行います。
執筆 当社内、または当社から委託を受けたライターにより原稿の執筆を行います。
編集 執筆原稿の品質を当社編集部員がチェックし、修正します。チェックにあたっては、医学情報に誤りがないか、また、その情報がユーザーに正しく伝わるかどうかを重視しています。
校正・校閲 当社内、または当社から委託を受けた校正者による日本語観点および事実関係観点・適法性観点のチェックを行います。
公開前チェック 当社編集部員と校正者が、公開の直前に改めて内容をチェックします。

医療機関情報掲載基準

メディカルノートでは、下記に該当する医療機関の情報はユーザーの利益に反すると判断し、掲載しておりません。

  • 当該医療機関または所属医師に、反社会的勢力とのつながりが疑われるもの
  • 宗教団体への勧誘を行っているもの
  • 科学的根拠の乏しい医療行為を主として行っているもの
  • 厚生局への登録または保健所への開設届の提出がされていないもの
  • その他、当社が不適切と判断するもの

提供された医療機関情報について

メディカルノートの医療機関情報には、他社から提供されたデータがそのまま掲載されているものがあります。左記の情報については必ずしも上記の審査を通っていないこともあります。ただし、その場合でもユーザーの利益に反すると想定される一定のNGワードを設け、そのような単語を含むデータは一律で掲載しない対応を取っています。

広告掲載基準

メディカルノートに掲載される広告については、医学観点および法律観点からチェックを行い、以下の基準をもって当社で掲載の可否を判断しています。
広告表現、広告する商品もしくはサービス、広告のリンク先サイトの内容または広告のリンク先サイトにおいて提供されている商品もしくはサービスのいずれかが下記に該当すると判断される広告は、ユーザーの利益に反するものと考えられるため掲載いたしません。
ただしネットワーク広告などは配信側のプラットフォームの審査基準に則り配信されており、必ずしもメディカルノートの広告掲載基準に合致しない場合もあります。
 

  • 法令または公正競争規約に反するもの、またはそのおそれがあるもの
  • 公序良俗に反するものまたは社会秩序を乱すもの、またはそのおそれがあるもの
  • 犯罪その他の法令違反行為を誘発するおそれのあるもの
  • 暴力、とばく、麻薬、売春などの行為を肯定又は美化するもの
  • 許可・認可を要する業種で許可・認可を取得していない広告主のもの
  • 詐欺的な、いわゆる不良商法とみなされるもの
  • 責任の所在が明確でないもの
  • 虚偽、誇大なもの
  • アダルト、風俗関係のもの
  • 性に関する表現で、露骨、わいせつなもの
  • 投機・射幸心を著しくあおるおそれがあるもの
  • 醜悪、残酷、猟奇的で不快感を与えるおそれがあるもの
  • 第三者を誹謗中傷しているもの
  • 第三者の権利(著作権、商標権等の知的財産権、名誉、プライバシー、肖像権など)を侵害するもの
  • 第三者に対して、不法または不当に不利益を与えるもの
  • 非科学的または迷信に類するもので、ユーザーを迷わせたり、不安を与えたりするおそれがあるもの
  • 内外の国家・民族などの尊厳を傷つけるおそれがあるもの
  • 国際親善を害するおそれのあるもの
  • 武器、凶器、銃刀類、賭事、ギャンブルの通信販売
  • 販売者の所在地・連絡先等が不明確な通信販売
  • 広告内容とリンク先の内容が著しく異なるもの
  • その他、当社が不適切と判断するもの

掲載広告チェックフロー

チェック内容
掲載可否チェック 問い合わせ時に取得した企業名/商材名/商材URLを用いて、広告掲載基準、関連法規などに基づき、掲載可否をチェックします。
クリエイティブチェック クリエイティブと遷移先ページに対し、広告掲載基準や関連法規、医学観点でのチェックを行います。
最終チェック 従前のチェックで指摘した事項が適切に修正されているかチェックを行います。

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