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BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)とは?BNPの高値や正常値について!
心臓は血管を通して血液を体中に巡らせる働きをしており、それによって体中に栄養と酸素を運んでいます。そのため当たり前ですが、心臓に問題が生じると、体のあらゆるところに影響が出てしまうことになります...
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BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)とは?BNPの高値や正常値について!

公開日 2016 年 01 月 07 日 | 更新日 2018 年 05 月 29 日

BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)とは?BNPの高値や正常値について!
メディカルノート編集部 [医師監修]

メディカルノート編集部 [医師監修]

心臓は血管を通して血液を体中に巡らせる働きをしており、それによって体中に栄養と酸素を運んでいます。そのため当たり前ですが、心臓に問題が生じると、体のあらゆるところに影響が出てしまうことになります。その重要な臓器である心臓の不具合として、「心不全」という言葉を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。これは心臓に問題が起きた場合に、それによって生じた体の症状のことを指すものです。この「心不全」を診断・治療していくにあたって、とても重要な指標となるのものに「BNP」と呼ばれる血液検査項目があります。

血液検査での「BNP」とは?

BNPとは、正式には「脳性ナトリウム利尿ペプチド」という名称で、心臓の中で生成されるホルモンの名前です。働きとしては、心不全の状態で見られる「うっ血」を解消するべく、血管を拡張させる作用と強い利尿作用を持ちます。また交感神経やレニン・アルドステロン系を抑制し、心臓を保護する働きも担っています。このBNPは、心不全の指標として病気の状態を把握するために使われています。

BNPの基準値・正常値はどれくらい?

BNPの基準値は20pg/mL以下とされています。人間ドックなどで基準値を超えた方は、一度は心エコーなどの検査を受けた方が良いでしょう。また不整脈の持病や、腎臓の持病によりある程度数値は影響を受けますが、100pg/mLを超えるようであれば、心不全の疑いが強くなります。

重大な心臓の病気・心不全になるとどんな症状が出るの?

心不全とは心臓のポンプとしての働きが弱まる病態です。症状としては、息切れや疲れ、だるさを自覚する人もいます。あっ買うすると、横になっただけ、もしくは安静にしていても息苦しいなどの症状が見られます。ゆっくり悪くなるような慢性的な心不全では、まず足から始まる浮腫も特徴的です。これらの症状は、心不全がどの程度悪化しているかにより、個人により差があります。

心不全の治療の方法は?

「心不全」という症状は、その状態により二種類に分けられ、それぞれ治療が異なっています。急に症状が悪化した「急性心不全」は、ストレスや過労などがきっかけとなり発症し、死につながる場合もあります。この場合は、まず入院して安静する必要があり、そのうえで投薬や酸素吸入が行われます。原因に狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患が関係する場合には、カテーテル治療も行われます。

一方、ひとまず症状が安定した状態にある「慢性心不全」では、外来通院による投薬治療が基本です。

「BNP」は心不全の程度を調べることができる有力な検査ではありますが、あくまでも検査してわかること。息切れやむくみなどの症状には自身でも気をつけてみてみましょう。またすでに心不全と診断を受けたことのある方は、服薬治療を怠らない、食生活に気をつける、医師指導のもと適度に心肺機能を高めるような運動をするなど注意点をしっかり守って生活して行きましょう。

 

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