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血液検査の「血清鉄(Fe)」とは? 低いときと高いときについて
血液検査を受けた経験がある方は多いと思いますが、血液検査の結果には項目がたくさんあり、その一つ一つ全てを理解し把握することは容易いことではありません。ここでは、身近で理解しやすい「血清鉄(Fe)...
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血液検査の「血清鉄(Fe)」とは? 低いときと高いときについて

公開日 2016 年 01 月 23 日 | 更新日 2017 年 09 月 26 日

血液検査の「血清鉄(Fe)」とは? 低いときと高いときについて
メディカルノート編集部 [医師監修]

メディカルノート編集部 [医師監修]

血液検査を受けた経験がある方は多いと思いますが、血液検査の結果には項目がたくさんあり、その一つ一つ全てを理解し把握することは容易いことではありません。ここでは、身近で理解しやすい「血清鉄(Fe)」についてご紹介します。

そもそも「血清鉄(Fe)」とは一体何なのか、「血清鉄(Fe)」の値が高かったり低かったりするとどのような病気が疑われるのかについてを説明していきます。

「血清鉄(Fe)」とは?

血清は血液の中の液体成分のことを言います。「血清鉄(Fe)」はその血清中に含まれる鉄分のことを言います。鉄分は、ヘモグロビンの原料です。

酸素と二酸化炭素は血液によって運搬されますが、実質的にこの運搬を担当しているのが赤血球です。その赤血球を支えているのが、鉄を材料に合成されるヘモグロビンなのです。

このヘモグロビンは、酸素と結びつきやすい性質を活かし、体内の隅々まで酸素を運ぶ役割を担っています。

「血清鉄(Fe)」の基準値を知ろう

そもそも「血清鉄(Fe)」の基準値を知らなければ、せっかく血液検査を受けても、その値が正常なのか異常なのかわかりません。

「血清鉄(Fe)」の基準値は、男性で 54~200 ㎍/㎗、女性で 48~154 ㎍/㎗とされています(これらの値は施設により異なります)。これを念頭に置きつつ、自分の検査結果が正常範囲内におさまっているかどうかしっかり理解することが大切です。「血清鉄(Fe)」の量が低いときには次に紹介する鉄欠乏性貧血などが隠れていることがあります。

「血清鉄(Fe)」の値が高い、あるいは低いとどうなる?

「血清鉄(Fe)」が基準値より低ければ、鉄欠乏性貧血の可能性があります。

鉄が失われてしまう代表的な原因をご紹介します。

①月経過多や悪性腫瘍によって鉄が体外に失われる

②偏食や過度のダイエットによって鉄分の吸収が足りなくなる

③手術で胃や腸管を切除したことにより鉄分の吸収不良が起こる

④体の成長や妊娠などによって鉄がヘモグロビンの生成に大量に使われる

鉄欠乏性貧血の主な症状は、動悸やめまい、疲れやすくなるといった一般によく知られている症状です。これがひどくなると起き上がれなくなることもあります。特に女性の場合はこれらの症状が出始めたときには食生活に注意したり、医療機関の受診を検討することが大切です。

他に基準値より低い場合に原因となる病気としては、真性多血症、慢性炎症性疾患、関節リウマチ、悪性腫瘍、腎臓の病気などがあります。逆に高い場合にはヘモクロマトーシス再生不良性貧血、溶血性貧血、鉄芽球性貧血、巨赤芽球性貧血、肝臓の病気などが隠れていることがあります。

 

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