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医療機関で受けるレーザー脱毛とエステサロンで受けるレーザー脱毛
レーザー脱毛は脱毛をする際に最もポピュラーな選択肢のひとつになっています。とはいえ、レーザー脱毛とはどういったものなのか、詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。また、病院で受けられるレ...
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医療機関で受けるレーザー脱毛とエステサロンで受けるレーザー脱毛

公開日 2016 年 08 月 08 日 | 更新日 2017 年 10 月 18 日

医療機関で受けるレーザー脱毛とエステサロンで受けるレーザー脱毛
花房 火月 先生

はなふさ皮膚科

花房 火月 先生

レーザー脱毛は脱毛をする際に最もポピュラーな選択肢のひとつになっています。とはいえ、レーザー脱毛とはどういったものなのか、詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。また、病院で受けられるレーザー脱毛は「医療用レーザー」を用いている点で、エステサロンなどで受けることのできるレーザー脱毛とはその性質が大きく異なります。レーザー脱毛について、はなふさ皮膚科の花房火月(はなふさ・ひづき)先生に伺いました。

レーザー脱毛は毛根を破壊し、永久脱毛を実現するもの

レーザーを利用した脱毛法では、毛根そのものを破壊することが目的になります。逆に言うと、毛根を破壊しない脱毛は一時的なものでしかない、ということです。具体的なメカニズムは、レーザーを毛根のメラニン色素に照射し、メラニン色素に吸収された光が熱に変わって毛根を破壊するというものです。そのため、きちんと毛根が破壊されれば永久脱毛、つまり同じ毛根から二度と毛が生えてこない効果が得られます。ひとくちに脱毛レーザーと言っても様々な方式があるのですが、日本で使われているのはアメリカで生まれたアレキサンドライトレーザーダイオードレーザーです。ほとんどのレーザー脱毛で、このどちらかが利用されています。

また、レーザー脱毛では毛根のメラニン色素を利用するため、メラニン色素が少ない毛の退行期や休止期には余り効果がないことも特徴です。そのため全ての毛根に対してレーザーが当たるよう、何度か繰り返して行う必要があります。休止期の毛根については、数年たってから再び毛が生えてくる、というケースもあります。

永久脱毛は病院やクリニックなどの医療機関でしかできない

前述の通り、「脱毛=みなさんが期待する永久脱毛」は毛根を破壊するのが目的になります。この毛根を破壊するという行為は医療行為に当たり、これを行っていいのは医療機関だけと法律で定められています。一過性に毛を抜くだけの脱毛なら話は別ですが、永久脱毛は医療機関でなければ受けられません。そのため、エステの脱毛で、永久脱毛の効果を期待するのはナンセンスといえます。

「レーザー脱毛」というと言葉の響きを軽く感じる方もいるかもしれませんが、どれだけ毛根にエネルギーを与えると、どの程度脱毛効果が期待できるのか。これはレーザーの乱反射、深達度といったことから計算できる物理の話です。レーザー脱毛とは、これを人体に応用しているわけですから、医療機関で受けるべきものであることがおわかりいただけるのではないでしょうか。毛根が深くて大きい男性のひげなどは特に施術が難しい部位ですから、医療機関の中でもレーザー脱毛に真剣に取り組んでいる施設で施術を受けるべきといえます。

レーザー脱毛を受けるクリニックの選び方

機械のラインナップとレーザー脱毛の実績を重視して選べばOK

どのクリニックを選べばいいのか悩んだとき、そのポイントとなるのはまず、機械のラインナップです。それからやはり実績です。ひとつの脱毛レーザー機からはいろいろな周波数が出るものの、すべての毛根に対応するには数種類の機械を用意する必要があります。そのため、機械のラインナップなど事前にホームページなどで調べてみるのも効果的かもしれません。

また中途半端なレーザーの照射は、毛根を完全に破壊できないだけでなく、逆に元気になって復活してしまう「硬毛化」と呼ばれる現象を起こすきっかけになってしまうことがあります。硬毛化を起こしにくいレーザーが導入されているのか、どう使い分けをしているのか、これは直接クリニックへ問い合わせ、相談してみるのがよいでしょう。

レーザー脱毛の施術内容

適切な脱毛のため、まずはカウンセリングから

レーザー脱毛をクリニックで行ってもらう際の流れを見ていきましょう。最初に医師もしくは看護師によるカウンセリングがあり、レーザー脱毛について基本的な知識や注意点などを教えてもらえます。また、このカウンセリングの時に毛質などを判断して、レーザーの調整などを行っていきます。施術時毛が残っていると火傷をする恐れがあるため、レーザーを照射する部位の毛を剃ります。

脱毛時の痛み軽減のため、痛み止めクリームや局所麻酔を使用することも

次に肌へのダメージを防ぐためジェルを塗布し、レーザーを照射します。レーザー照射は部位や個人差にもよりますが何も感じないという方や、少し痛みを感じる方、痛みを強く感じる方などさまざまです。痛みをやわらげるため痛み止めクリームを使用したり、また特に強く痛みを感じる方には局所用麻酔の使用により痛みを感じないようにする神経ブロックを行うこともあります。

こうした痛みに対するケアは医療機関での脱毛ならではと言えるかも知れません。

照射が終わったらアフタージェルを塗ったり、炎症止めの薬を塗布します。これを何度か来院して繰り返して脱毛していきます。

レーザー脱毛は産毛や色素沈着が濃い部位には不向き

このように利点が多く、気軽に受けることのできる医療用レーザーによるレーザー脱毛ですが、メラニン色素が薄い産毛などには効果が薄いことがわかっています。また、レーザー脱毛は日焼けをした肌には効きづらいことも覚えておきましょう。加えて、レーザー脱毛は色素沈着が濃い部位にも不向きです。

例えば濃いシミがある部位やアザのある部位の脱毛は、レーザー脱毛の効果が出にくいです。とはいえ、課題の一つである産毛に関して効果が得られる機械も出てきていますので、他の課題についても次第に解決されていくのではないでしょうか。