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まぶたのかゆみ、ぶつぶつの原因とは?じんましん・湿疹・虫刺され・アレル...
まぶたがかゆい、わきやデリケートゾーンなど体の一部がかゆい、全身がかゆい。「かゆい」には様々なパターンがあります。かゆみを感じる部位が異なっても、かゆみの原因は共通することが多いです。全身がかゆ...
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まぶたのかゆみ、ぶつぶつの原因とは?じんましん・湿疹・虫刺され・アレルギー・ダニ

公開日 2016 年 07 月 01 日 | 更新日 2017 年 12 月 05 日

まぶたのかゆみ、ぶつぶつの原因とは?じんましん・湿疹・虫刺され・アレルギー・ダニ
[医師監修] メディカルノート編集部

[医師監修] メディカルノート編集部

まぶたがかゆい、わきやデリケートゾーンなど体の一部がかゆい、全身がかゆい。「かゆい」には様々なパターンがあります。

かゆみを感じる部位が異なっても、かゆみの原因は共通することが多いです。

全身がかゆいときの原因や、特にかゆみを感じやすいまぶた、わきの下や陰部など部分ごとの原因についてご紹介します。

まぶただけがかゆい! 考えられる原因は3種類

まぶたの皮膚は繊細なためトラブルが生じやすい

ヒトの全身を覆う皮膚の厚さは1.4mm程度です。部位によって厚みが異なり、一番厚みがあるのは頭頂部や足の裏、逆に一番薄いのがまぶたです。多少個人差がありますが、足の裏とまぶたの皮膚では厚みが倍以上違うため、まぶたの皮膚がいかにデリケートな部分かお分かりいただけると思います。

全身でも特に「まぶた」がかゆくなるとき、考えられる原因は3種類あります。

乾燥するシーズンはまぶたのかゆみが急増する

皮膚には皮脂腺と呼ばれる器官があります。ここから皮脂を分泌することで天然のバリアを作り、皮膚を乾燥から守ります。まぶたはこの皮脂腺が他の部位よりも少ないため、乾燥によるダメージを受けやすいのです。

一番皮膚が薄い部分であると同時に乾燥しやすいという特徴があるため、乾燥しやすい冬場になると目がかゆくなるという方は大勢いらっしゃいます。まぶたがかゆいときは保湿クリームを使用して乾燥を防ぐことで症状が改善することもあります。

女性はアイメイクに注意

特に女性に多い原因として、アイメイクによってまぶたがかゆくなることがあります。

まぶたの皮膚は全身のなか一番薄く、皮脂の分泌量も少ないため刺激にとても弱いです。

まぶたに塗るアイシャドウの成分が合わない、長期間の使用により品質が劣化していた、雑菌の繁殖などにより、まぶたにかゆみを感じることがあります。

また、アイメイクを落とすための過剰な洗顔が、まぶたのかゆみをおこすこともあります。

化粧を落とすために、洗浄力の強いメイク落としや洗顔料を毎日使用されている方がいらっしゃいます。皮膚には「自浄作用」と呼ばれる自ら綺麗になろうとする機能が備わっています。過剰な洗顔は自浄作用に影響を及ぼすため、皮脂など分泌物のバランスが崩れ、肌あれをおこす原因となります。

化粧を落とすときの痛みやチリチリとした刺激は、刺激が強すぎるという肌からのサインです。もし痛みやかゆみを感じるようであれば、低刺激のメイク落としや洗顔料に切り替えてみましょう。

おすすめ記事 『肌荒れを改善する、洗わないすすめ』

アトピー性皮膚炎は「かゆみ」が特徴

アトピー性皮膚炎とは、皮膚のバリア機能が低い方やアレルギー体質の方に多くみられる皮膚の病気です。このアトピー性皮膚炎の代表的な症状が、かゆみと湿疹です。

アトピー性皮膚炎のかゆみは改善と悪化を繰り返し、治療にはステロイド剤を使用されることが多いのですが、かぶたのかゆみは症状が改善してステロイド剤の使用を終了した後に生じることが多いです。

アトピーの症状は全身いたる所にあらわれますが、まぶたを含む目元や口元に生じやすいのは、皮膚の薄さや繊細さが関係しています。

おすすめ記事 『アトピー性皮膚炎とは その原因と症状』

陰部がかゆくなる原因-デリケートゾーンは衣類のムレに注意

親しい人にも相談しにくい、デリケートゾーンのかゆみ

衣類のムレ

性器周囲がかゆくなる原因として、見落とされがちなのがムレです。下着など衣類によって湿気がこもりやすい陰部はムレやすい環境にさらされています。通気性の良い下着を身に着けるなど、蒸れにくい環境を整えることで陰部のかゆみが改善されることがあります。

かゆみと白いオリモノが特徴の性器カンジダ症

カンジダ菌が繁殖することで、陰部に強いかゆみを感じる「性器カンジダ症」という病気があります。

カンジダ菌は常在菌と呼ばれる常時皮膚上にいる菌の仲間ですが、女性では月経や妊娠によるホルモンバランスの変化、洗いすぎによって皮膚の常在菌バランスの崩れた結果、かゆみや白いチーズ上のオリモノといった症状を引き起こします。

おすすめ記事 『カンジダの感染原因-カンジダの症状はどういったときに多くあらわれるのか』

「かゆみ」と「特徴的なにおい」があるときは腟トリコモナス症の可能性も

トリコモナス原虫に感染することより、陰部に強いかゆみと悪臭が生じるようになります。腟トリコモナス症は治療困難なだけでなく、不妊症や、出産時に母子感染を起こすこともあります。

おすすめ記事 『腟トリコモナス症の症状-再発を繰り返すケースも』

全身がかゆい-かゆさの原因はじんましん、湿疹、虫刺され、アレルギー、ダニなど多岐にわたる

全身のかゆみの原因で代表的なもの5種類

じんましん

全身もしくは体の一部に、突然強いかゆみや紅斑、膨疹(ぼうしん)と呼ばれる皮膚のふくらみを生じます。かゆみを感じて掻くと、掻いた部分にミミズ腫れが生じますが、数時間から1時間程度で何事もなかったように、かゆみは消失します。掻いて生じたミミズ腫れも、時間の経過ともに次第に目立たなくなり、数時間後は消失します。

じんましんは出現と消失を繰り返します。1か月以内に症状が収まるものは「急性じんましん」、1か月以上にわたり断続的に出現と消失を繰り返すものをは「慢性じんましん」と分類されます。

じんましんの発生にはヒスタミンという物質が関係しています。このヒスタミン分泌のきっかけとして、食物や薬物の摂取、寒暖差による物理的刺激以外にも、心理的ストレスや疲労が引金になると考えられています。

湿疹

かゆみを伴う皮膚炎のことをさします。湿疹が生じる原因としては、強い刺激物に触れたことやアレルギー物質に触れたこと、肌のバリア機能が低下しているいわゆる「敏感肌」があります。

手湿疹

湿疹は手に生じることが多いので、「手湿疹」という個別の名称が使われることもあります。手湿疹は、指の腹の部分や指先、手のひらなど手全体にかけて乾燥が生じることにより、皮膚がはがれ落ちるようになります。手湿疹が進行すると指先に赤い湿疹が生じることがあり、これがかゆみを引き起こします。この赤い湿疹は刺激の強い洗剤を使用することが多い主婦の方に多くみられることから、主婦湿疹とも呼ばれます。

虫刺され(虫刺症)

かゆみの原因は、蚊などの虫によってもたらされることもあります。

虫刺症と、蚊やアブ、ブヨに刺されたことによって生じるかゆみなど一連の症状のことです。虫に刺された部分は、かゆみ以外に膨疹や丘疹が生じるのがほとんどです。通常であれば1~2週間程度で、膨疹や丘はかゆみとともに消失します。

アレルギー

外部から侵入した細菌やウイルスに対抗するため、ヒトの体内では抗体という物質がされます。これが免疫機能です。免疫機能はウイルスや細菌など本来は外敵に対して作動するのですが、ときに食物や花粉など本来であれば人体に害をもたらさない物質に反応してしまうこがあります。この免疫機能の異常な反応が、アレルギー反応の正体です。

アレルギーを起こす原因物質「アレルゲン」として有名な物質としては、スギ科やイネ科の花粉、ダニの死骸やフン、チリ・ホコリなどハウスダストが有名です。食物もアレルゲンとなることが多く、小麦、そば、甲殻類などを食べたときにかゆみやかぶれ、時にアナフィラキシーと呼ばれる強いショック状態に陥ることもあります。

ダニ

ダニのフンや死骸がアレルゲンとして、かゆみを起こす原因となることはお伝えしましたが、ダニ本体がかゆみの原因となることもあります。ヒセンダニと呼ばれるダニの仲間は角質に住み着き、宿主(ヒト)の血液を栄養にして生活します。ヒゼンダニが寄生する疾患のことを疥癬(かいせん)といいます。

疥癬の症状は激しいかゆみと、疥癬トンネル・丘疹・疥癬結節と呼ばれる皮疹です。疥癬の症状は肥前谷が寄生している部位に生じますが、顔や頭には生じないという特徴があります。

疥癬の原因となるヒゼンダニは、抵抗力の弱い高齢者が発症することが多かったため、高齢者施設で集団感染する可能性がある病気という認識でした。しかし、デイサービスを使用した祖父母からの感染や、高齢者施設に勤務する父母を介して子どもに感染するケースが2014年・2015年と連続して確認されたため、疥癬は高齢者だけの病気ではなくなりつつあります。

ストレスが全身のかゆみの原因になることも

これまで乾燥やアレルゲンなど、外界からの刺激や病源菌の侵入などの外的な刺激がかゆみの原因となった例をご紹介してきました。

かゆみが生じる原因の多くは、外的要因によることはお分かりいただけたと思いますが、内的要因、いわゆる心理的ストレスがかゆみの原因となることもあります。

過剰な心理的ストレスは、症状を増幅させるだけでなく新たなの病気を引きおこす原因にもなります。

アレルギーがかゆみの原因になることはすでにお伝えしましたが、これには血液中のIgEという物質が関係しています。血液中のIgE値は、アレルゲンに対してどのくらい反応しやすいかを知るための目安となる数値です。過度なストレスにさらされ続けるとIgE値が上昇するため、これまでは問題なかったアレルゲンに対し反応しやすくなります。

 

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