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公開日 : 2017 年 03 月 18 日
更新日 : 2017 年 10 月 20 日

骨折・脱臼の治療法や完治までの治療期間-再発防止のため予防法も

脱臼の治療法は徒手でもとの位置に戻す

脱臼は素早くもとに戻す必要があります。時間が経つにつれて関節が拘縮してしまうからです。

関節には、関節の動きをよくするための肩峰下滑液包や、関節を包む関節包といった袋が存在します。しかし、脱臼を発症することによって、それらの袋が破れてしまい、次第に関節が硬くなります。この現象が拘縮です。

肩の脱臼の場合は、徒手で引っ張ってもとの位置に戻します。この治療時にも激痛を伴います。患者さんによっては、痛みから体が硬くなってしまい、関節がはまらない方もいらっしゃいます。そういった場合は、静脈麻酔を打ち眠らせてから、もとの位置にはめ込むという方法もあります。

脱臼は一般の方が徒手で治すことも可能だが控えるほうが賢明

脱臼は一般の方が徒手で治すことも可能です。しかし、危険を伴う作業であるうえ、しっかりとはまったかどうかが曖昧なため、ご自身で治療を行った場合でも、整形外科で検査を行ってください。

 まずは患部を冷やして応急処置

また、骨折・脱臼共に、負傷直後の応急処置では患部を冷やすことが重要です。しかし、48時間程度を経過すると、体を温め血液の循環をよくすることも、早期回復のために必要となります。ゆっくりと湯船につかることは痛みもあり不可能と思われるため、さっとシャワーを浴びる程度で身体を温めるとよいでしょう。

骨折・脱臼の完治までには約3か月の期間がかかる

カレンダー

程度と骨折・脱臼をした場所にもよりますが、一般的に完治するまでには約3か月程度の期間がかかります。最初の1か月程度で痛みの症状は落ち着きます。そして、約2か月目でほぼいつも通りの日常生活が送れるようになり、約3か月で何も問題なく生活ができるようになります。また、小児の場合は、約2か月で完治します。

骨折・脱臼の損傷具合によってはリハビリが必要

最低1か月はリハビリ施設に通うべき

骨折・脱臼の損傷具合によっては、リハビリをする必要があります。リハビリの内容は、理学療法士(立つ・座る・歩くなど体の基本となる動作の回復をサポートする専門スタッフ)に従って運動療法を行ったり、患部が手の場合は、作業療法士(料理を作るや事務作業をするなど、日常生活を送るうえで必要な動作のサポートをする専門スタッフ)と共に手先を動かす訓練をします。

リハビリは今後の生活を左右する、とても重要な訓練です。しかし、理学療法士と作業療法士のどちらも在籍している施設はあまり多くありません。また、リハビリに通うということは、大変根気のいる行為です。そのため、ご自宅にて自己流でリハビリを行ってしまう患者さんが大変多いことが問題となっています。

 自己流のリハビリにはリスクが伴う

自己流でのリハビリは、過度に動かして患部を痛めたり、逆に安静を保ちすぎて関節の動きが悪くなったりと逆に回復が遅くなるなどリスクを伴います。最低でも最初の1か月は、医師の指示のもと定期的にリハビリをすることをおすすめします。

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