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画像でみるダヴィンチによるロボット手術の流れ-ロボット支援下広汎子宮全...
2017年2月、昭和大学産婦人科学准教授松本光司先生に手術支援ロボット・ダヴィンチによる広汎子宮全摘出術を見学させていただきました。本記事では、ダヴィンチによる手術の流れについて、実際の手術画像...
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画像でみるダヴィンチによるロボット手術の流れ-ロボット支援下広汎子宮全摘出術とは?

公開日 2017 年 04 月 09 日 | 更新日 2018 年 09 月 21 日

画像でみるダヴィンチによるロボット手術の流れ-ロボット支援下広汎子宮全摘出術とは?
松本 光司 先生

昭和大学産婦人科学 教授

松本 光司 先生

2017年2月、昭和大学産婦人科学 准教授 松本光司先生に手術支援ロボット・ダヴィンチによる広汎子宮全摘出術を見学させていただきました。本記事では、ダヴィンチによる手術の流れについて、実際の手術画像を交えてご紹介します。

ポートの設置

ポートの設置

全身麻酔をかけた患者さんが入室後、腹部に数か所穴を開けてポートを設置します。へそ上の1番大きいポートから術者の目となる内視鏡カメラを入れ、その他3つのポートからはダヴィンチのアームを接続して専用の鉗子を腹腔内に挿入します。もう一つ助手用のポートを設置して、そこから腹腔鏡手術で使用する鉗子を用いて切り取ったリンパ節の取り出しや針糸の出し入れ、血液や煙の吸引などの各種サポートをします。子宮を全摘出する場合は第2助手が腟から子宮操作鉗子 (マニピュレーター) を挿入して術者が手術をしやすいように子宮を動かします。

ダヴィンチのドッキング

ダヴィンチのドッキング

患者さんの体にポートを設置したら、次にダヴィンチ本体と各器具を接続します。

ダヴィンチでは感染症防止のため、滅菌した透明なビニール袋を本体にかけています。また、手術中に使用する鉗子等の器具は滅菌されているディスポーザブル(使い捨て)製品を使用します。

昭和大学産婦人科ではパラレルドッキング方式を採用

パラレルドッキング

ダヴィンチの接続方法には、患者さんの体と一直線になるように本体を設置するストレートドッキングと、患者さんと平行に患者さんの横に設置するパラレルドッキングがあります。前立腺がんの手術を行なう泌尿器科ではストレートドッキングが一般的ですが、婦人科では患者さんの足側に子宮操作鉗子を操作する医師が配置されるため、パラレルドッキングが一般的です。

ダヴィンチを近くでみてみよう!

ダヴィンチ

ダヴィンチでは、術者は専用の3Dモニターで術野を確認しながら、手元のマスターコントローラーで鉗子を遠隔操作します。

3Dモニター・マスターコントローラー

ダヴィンチの鉗子は40種類以上あり、用途に応じて使用する鉗子を選択します。ダヴィンチ本体には鉗子を接続できるアームが3本あり、このうちの2つだけを手元のマスターコントローラーで操作します。どのアームを操作に使うか (アクティブな状態で使用するか)は、足元のスイッチで切り替えます。たとえば、ひとつのアームの鉗子で組織を牽引した状態でアクティブなアームを入れ替えると、組織を把持したまま残りのアームで手術することが可能になります。

正確な操作が可能

安全かつ正確な操作

ダヴィンチでは術者が椅子に座った状態で操作するため、安定した姿勢で手術をすることができます。腹腔鏡手術の場合、術者と助手は手術中ずっと立ったままで手術操作を行い、手術部位によっては術者が長時間維持しにくい姿勢を余儀なくされることがあります。ロボット手術で術者が長時間の手術でも座ったまま安定した姿勢を保てることは、術者の負担を軽減して安全な手術を行なう上で大きなメリットになります。

子宮など切除した各種組織の取り出し-広汎子宮全摘術のケース

広汎子宮全摘術

子宮頸がんにおける広汎子宮全摘術では骨盤内の血管周囲のリンパ節を切除する手術 (リンパ節郭清) を最初に行います。両側付属器(卵管・卵巣)を切除したあと、膀胱や直腸・尿管などの周辺臓器を剥離します。その後、子宮を支える基靭帯などの結合組織や腟壁の一部を切断して、子宮を摘出すれば手術は終了です。子宮は腟から体腔外へ摘出します。

手術終了

 

子宮頸がん・ダビンチ(松本光司先生)の連載記事

1991年より産婦人科医師としてキャリアをはじめる。2016年に昭和大学 産婦人科学講座 准教授に就任。婦人科悪性腫瘍の診療に従事。我が国の代表的HPV(ヒトパピローマウイルス)研究者の一人としても知られている。

「子宮頸がん」についての相談が8件あります

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