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公開日 : 2017 年 05 月 19 日
更新日 : 2017 年 05 月 19 日

下痢や便秘、腹痛の原因は過敏性腸症候群(IBS)?ストレスとの関係と治療法

医療法人邦友会竹中医院 院長
山本 剛先生

慢性的に繰り返す下痢や便秘などで下腹部の不快感が続く場合、それは過敏性腸症候群(IBS)という病気の可能性があります。過敏性腸症候群は主に精神的なストレスや食生活の乱れがきっかけで引き起こされます。慢性的に続く下痢や便秘がさらにストレスとなり、症状が悪化してしまうという悪循環に陥る場合もあります。そのため、ただの下痢や便秘と考えて放置せず、きちんとした診断と治療を受けることが大切です。

今回は過敏性腸症候群の原因や症状、検査、治療方法について川崎市宮前区にある竹中医院の院長山本剛先生にお話を伺いました。

過敏性腸症候群の原因―ストレスや生活習慣を引き金に発症

お腹が痛くて辛そうな人

過敏性腸症候群(IBS)では、大腸内に明らかな炎症や潰瘍などの異常がみられないにもかかわらず、下痢や便秘、腹痛、腹部膨満感などのお腹の不快な症状が続きます。

過敏性腸症候群の原因は主に精神的なストレスや不規則な食生活などの生活習慣の乱れです。これらが引き金となって大腸の動きそのものに異常をもたらすことにより、下痢や便秘といった排便障害を引き起こします。

過敏性腸症候群の患者さんのなかには、「ただの下痢」「ただの便秘」といって病院に行かず我慢してしまう方も多くいます。しかし過敏性腸症候群の状態を放置していると、電車や映画館といったすぐにトイレに行けない空間に長時間いることができないなど、QOL(生活の質)を大きく低下させることにつながります。こうしたQOLの低下はさらなる精神的なストレスとなり、下痢や便秘の症状をますます悪化させてしまいます。

このような悪循環を防ぐためにも、過敏性腸症候群はれっきとした病気であると患者さんや周囲の方々が認識し、きちんと診断・治療を受けることが大切です。

下痢、便秘、ガスなど過敏性腸症候群の症状は人によって違う

先に述べたように、過敏性腸症候群では人によって便秘や下痢などの様々な症状が出現します。症状は下記のように4種類に分類することができます。

下痢型

大腸の動きが過剰になり、内容物の水分が吸収されずに腸を通過して、腹痛を伴う軟便や下痢の症状が現れるタイプの過敏性腸症候群です。男性に多くみられます。

便秘型

下痢型とは反対に、大腸が緊張状態になることで大腸の動きが減少します。その結果、内容物が腸内に停滞し内容物の水分を吸収しすぎるため便秘になります。

便はコロコロとして硬く、小さくなるという特徴があり、便秘型の過敏性腸症候群は女性に多くみられます。

交換型

下痢と便秘を交互に繰り返すタイプです。

ガス型

下痢や便秘といった排便障害はみられないものの、お腹にガスが溜まって腹部膨満感や腹痛といった症状がみられます。

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医療法人邦友会竹中医院 院長

山本 剛先生

消化器内科医として神奈川県を中心とした基幹病院で勤務したのちに、2016年に川崎市宮前区にある竹中医院の院長として勤務。竹中医院は地元で50年近くかかりつけ医としての役割を果たしてきた診療所で、一人一人の患者さんに寄り添った医療を実践している。地域のピロリ菌撲滅のために、内視鏡検査も積極的に行っている

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