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おなかが痛いのは昔かかった病気が原因かも
急にお腹が痛くなったときの原因ですが、これまでにかかったことのある病気や、既往(過去に何をしたのか)が関係していることがあります。発熱感染症感染症とは、病原体と呼ばれる細菌やウイルス・真菌(カビ...
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おなかが痛いのは昔かかった病気が原因かも

公開日 2017 年 06 月 01 日 | 更新日 2017 年 08 月 05 日

おなかが痛いのは昔かかった病気が原因かも
メディカルノート編集部 [医師監修]

メディカルノート編集部 [医師監修]

急にお腹が痛くなったときの原因ですが、これまでにかかったことのある病気や、既往(過去に何をしたのか)が関係していることがあります。

発熱

感染症

感染症とは、病原体と呼ばれる細菌やウイルス・真菌(カビの仲間)、寄生虫などが体内に侵入、増殖を繰り返すことで発症する病気の総称です。

感染症にはさまざまなタイプがありますが、病原体への感染によって症状があらわれる顕性感染と、感染しているものの症状があらわれない不顕性感染に大きく分けることが可能です。

感染症の症状はそれぞれ異なりますが、胃腸炎のような腹痛や発熱、筋肉痛、せき、発疹などを起こします。

最初に悪心や嘔吐を伴う腹痛-心筋梗塞・虫垂炎・胆嚢炎・肝炎・胆道結石・尿管結石

心筋梗塞

死んでしまうと思うほど激しい胸の痛みや、胸を締め付けられる感覚、圧迫感などが典型的な症状として知られています。

しかし心筋梗塞では、みぞおちなど胸部の近くが痛くなる方や、あごや歯が痛くなってむし歯と勘違いされる方も多いため、意外と間違われやすいといえるでしょう。

虫垂炎

一般的に盲腸と呼ばれている病気で、腸の虫垂と呼ばれる部分に硬い便が詰まったり、内側の粘膜が炎症をおこして虫垂を塞いでしまったりすることで、この部分が可能してしまった状態のことをいいます。

虫垂炎の症状ですが、虫垂がある部分の右下腹部痛や悪心・嘔吐のほか、食欲の低下や発熱・下痢が代表例といえるでしょう。虫垂炎の腹痛には個人差があるため、それほど強い痛みを感じない方もいらっしゃいます。

虫垂炎を放置してしまうと、虫垂に穴が空いて腹膜炎へと進行するため、なるべく早い段階での治療が必要になります。

胆嚢炎

胆嚢炎の症状としては、胆嚢本体や胆管が塞がることによって生じる上腹部の痛みのほか、吐き気や嘔吐、右肩の放散痛などがあります。また、細菌感染による発熱や黄疸をおこすこともあります。

胆嚢とは、肝臓で産生した脂肪の分解を助ける胆汁を一時的にストックする臓器で、食事を摂った後に必要な分の胆汁を出すことで脂肪をスムーズに分解しています。胆嚢炎とはこの胆汁を蓄積している胆嚢が塞がれたうえに細菌感染が加わることで、炎症をおこした状態のことをいいます。また、この胆嚢炎と胆管炎を併せて胆道感染症と呼ぶこともあります。

肝炎(B型肝炎・C型肝炎・事故面形成肝炎など)

肝炎にはいくつかの種類がありますが、ほとんどの症状は共通しており、倦怠感(だるさ)や微熱、食欲不振などを挙げることができます。また肝障害により肝機能が低下するため、黄疸が生じることもあります。

こうした肝炎の症状は、多くの方が単なる日常の不調として捉えがちのため、見逃されてしまうことが多いです。そのため、肝炎が進行して腹水の貯留や黄疸を確認し慌てて病院を受診したときには、肝硬変肝臓がんへと進行していることがほとんどです。

尿が褐色になったり黄疸を確認したりするなどの異常が現れたときには、すぐに病院を受診してください。

尿管結石

尿管とは腎臓でつくったおしっこを膀胱へ運ぶための通路となる臓器です。尿管に尿の成分が結晶化した石(結石)が詰まることにより、腎臓に強い痛みが生じます。また尿管結石では結石の詰まっている部分の尿管にも痛みを感じます。

腹部の手術をしたことがある 

イレウス(閉塞)

手術によってできた傷の癒着が腸閉塞の原因になることがあります。イレウス(腸閉塞)では腹痛や嘔吐だけでなくお腹がパンパンに張るなどの症状が出ます。

腸閉塞を放置すると必要な血液や酸素が行き渡らなくなるため、手術による治療が必要となります。

肝臓がん

肝破裂

肝臓がんが進行すると肝臓が破裂するため、激しい痛みと肝臓部分の腹部の膨らみを感じます。

糖尿病のコントロールがうまくされていない

糖尿病ケトアシドーシス(DKA)

糖尿病の方の体内でインスリンが不足して高血糖状態になることに加え、脂肪の分解が高まることによりケトン体という物質が作られます。

糖尿病ケトアシドーシスでも腹痛が生じることはありますが、これはどちらかといえば悪化した時の症状で、呼吸困難、悪心(吐き気)や嘔吐、意識障害などを伴うこともあります。一般的な症状としては、口の渇き、水分を多く摂るようになる、多尿、体重減少、全身の倦怠感などが急激に生じます。

1型糖尿病の方では、糖尿病発症後やインスリン注射の中断後などのように、体内のインスリンが極端に不足した場合に発生します。また2型糖尿病の方は、感染症や外傷などによる強いストレスを受けたときや、ソフトドリンクなど甘い飲み物を大量摂取したときに症状があらわれます。

「まさか私が…」の時に備えて

自分の健康に不安がある方からすれば病気は他人事に思えるかもしれません。ですが、何らかの異常があった場合、早めの受診をおすすめします。しかし、いくら注意しても病気にはなってしまうものです。特にがんと診断された方の多くは、「まさか、自分が病気になるなんて考えてもいなかった…」と話す方が多いそうです。

ご自身の健康や将来に不安を感じている方は、万が一の事態に備えてがん保険や生命保険・医療保険などへの加入を検討してもよいかもしれません。

「メディカルノート編集部」の記事も、医師監修のもと提供させていただいております。

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