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突然の激しい腹痛!お腹がだんだん痛くなる・痛みに波があるときに考えられる病気はなに

突然の激しい腹痛!お腹がだんだん痛くなる・痛みに波があるときに考えられる病気はなに
[医師監修] メディカルノート編集部

[医師監修] メディカルノート編集部

一定スパンで訪れる、お腹の激しい痛みのことを疝痛(せんつう)といいます。腹部に生じた疝痛がだんだんひどくなる、もしくは長く続く場合、重大な病気が隠れている可能性があります。

腹部の筋肉が痙攣して生じる激しい痛みのことを疝痛(せんつう)といいます。

ヒトの体のなかには、胃や小腸・大腸などの消化管や胆道・腎盂(じんう)・尿管のような管状器官など、さまざまな袋状・管状の臓器が収まっています。

疝痛とは、こうした臓器を壁として支えている平滑筋(へいかつきん)が痙攣することによって生じる腹痛です。疝痛の特徴は刺されたような強い痛みで、これは数分から数十分のスパンで強弱を繰り返します。

腹痛の波が強弱を繰り返しながらだんだん強くなり、長い時間持続するときに考えられる病気

胆道疝痛

右側の肋骨あたりに激しい痛みが生じるほか、右半身の肩甲骨・背中・上腕部にも痛みを感じることもあります。

胆道疝痛では、胆嚢炎、胆管の炎症や狭窄・腫瘍(良性・悪性)のほか、寄生虫や肝疾患が原因となることもあります。

腎疝痛

腎臓疝痛をおこす原因ですが、腎臓結石尿管結石腎梗塞、腎腫瘍、腎水腫など、腎臓に関連した病気が多いです。

小腸閉塞(腸閉塞)

腹部の激しい痛み以外にも、お腹のハリや嘔吐など症状を伴います。特に嘔吐は、時間の経過とともに吐き戻したものが緑色になるなどの特徴があります。

腸閉塞(イレウス)とは、腸が何かしらの原因によって塞がれてしまう病気です。腸閉塞が続くと腸が壊死してしまうため、発見次第手術が必要になります。

最近抗菌薬を使う治療を受けたときに考えられる病気

クロストリジウム腸炎

抗生物質を服用している(していた)方が腹痛や重篤な下痢をおこした場合、クロストリジウム腸炎の可能性があります。

一部の薬剤の使用により、腸内にいる最近が死滅してしまい腹痛や下痢などの症状をおこすことがあります。クロストリジウム腸炎とは、本来ヒトの体が持っている免疫機能の低下によってクロストリジウム・ディフィシルという細菌に感染することで生じます。