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インプラント(人工乳房)による乳房再建の流れや術後について
乳房再建には、自家組織を使う方法とインプラント(人工乳房)を使う方法の2種類があります。従来は自家組織による乳房再建のみが保険適用でしたが、2013年からはインプラント(人工乳房)による乳房再建...
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公開日 : 2018 年 03 月 20 日
更新日 : 2019 年 04 月 12 日

インプラント(人工乳房)による乳房再建の流れや術後について

目次

乳房再建には、自家組織を使う方法とインプラント(人工乳房)を使う方法の2種類があります。従来は自家組織による乳房再建のみが保険適用でしたが、2013年からはインプラント(人工乳房)による乳房再建術も保険適用となりました。

平塚共済病院は、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会により乳房再建用インプラント実施施設に認定されており、インプラントによる乳房再建が可能です。本記事では、インプラント(人工乳房)による乳房再建について、平塚共済病院 形成外科の瀬﨑晃一郎先生にお話しいただきました。

インプラント(人工乳房)で乳房再建を行うメリットとは

インプラントとは、シリコンなどで人工的に作られた乳房です。

乳房再建にインプラントを用いる場合には、以下のメリットがあります。

胸部の手術のみで再建を行える

自家組織を用いる方法では、患者さんの腹部や背中から組織を切り取って乳房を移植する必要があります。しかしインプラントによる乳房再建は、胸部の手術のみで再建を行うことが可能ですので、患者さんの体の負担が小さいといえます。

自家組織を用いる方法に比べて手術時間が短い

インプラントを用いた乳房再建は、一般的に自家組織を用いる方法に比べると手術時間が短くてすむというメリットがあります。また入院期間も短いため、早く社会復帰をしたい患者さんに適しています。

乳房再建 インプラント

 

乳房再建に用いるインプラント(人工乳房)の種類

ラウンド型とアナトミカル型

従来、自家組織による乳房再建術のみが保険適用でしたが、2013年に丸い形のラウンド型インプラントによる乳房再建が保険適用となりました。

また、2014年には、アナトミカル型(しずく型)のインプラントが保険適用となり、乳がん患者さんにとってインプラントでの乳房再建がより身近なものになりました。

実際に、インプラントによる乳房再建が保険適用になったことで、乳房切除術で乳房を全摘出する患者さんは増加傾向にあります。

インプラントはバリエーションが豊富

乳房の形は千差万別です。そのため乳房再建に用いるインプラントは、幅や高さ、厚みなどが異なるさまざまな種類のものがあります。どのようなインプラントを用いるかは、乳がんの手術によって切除された乳房のボリュームや術後の乳房の状態を考慮し、患者さんの希望に合わせて選んでいきます。

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山形大学卒業後、北里大学形成外科入局。日本形成外科学会専門医取得、医学博士取得後、北里大学形成外科・美容外科学講師を経て2011年より平塚共済病院形成外科部長を務める。
眼科や乳腺外科といった診療科と連携を行い、地域の患者さんへ幅広い形成外科治療を提供している。

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