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坂口憲二さん難病の特発性大腿骨頭壊死症治療のため芸能活動無期限休止

坂口憲二さん難病の特発性大腿骨頭壊死症治療のため芸能活動無期限休止
[医師監修] メディカルノート編集部

[医師監修] メディカルノート編集部

俳優の坂口憲二さん(42)が、国の難病指定を受けている特発性大腿骨頭壊死症の治療に専念するため、無期限の芸能活動休止と5月末に所属事務所を退社することを発表しました。

坂口さんは2012年8月ごろから右股関節の痛みを訴えており、当初は痛み止めを服用してしのいでいたとのことです。痛みは慢性的に続いたため、2014年春にはじめて医療機関を受診、7月には精密検査のため俳優業を一時休業して入院。2015年に国の難病指定されている希少疾患のひとつ特発性大腿骨壊死症の診断を受けたことにより、手術を受けるに至ったそうです。

現在は日常生活に支障のないレベルまで痛みは減少、半年に1回のペースで通院したり筋力トレーニングを行ったりするなどリハビリテーションを行っているとのことです。活動停止後は治療に専念して、体調を戻してから自分のできることをやっていきたいとコメントされているとのことです。

特発性大腿骨頭壊死症とは、骨の一部である大腿骨頭の血流が悪くなることによって壊死し、最終的には壊死部の骨折や骨頭の圧潰を起こす疾患です。大腿骨頭は、股関節にある大きなボール状の骨のことを指し、骨盤と大腿骨をつなぎ、上半身の体重を支える役割をしています。

骨は他の臓器などと同じく、血液によって栄養を与えられています。そのため血流が何らかの理由によって滞ると、心筋梗塞や脳梗塞と同じように、血流が骨に行き渡らなくなり、骨が死んでしまうのです。

骨は他の臓器などと同じく、血液によって栄養を与えられています。そのため血流が何らかの理由によって滞ると、心筋梗塞や脳梗塞と同じように、血流が骨に行き渡らなくなり、骨が死んでしまうのです。

『骨が壊死する難病「特発性大腿骨頭壊死症」とは?突然の股関節の痛みに注意』

特発性大腿骨頭壊死症は危険因子としていくつかわかっていることはあるものの、原因のわからない場合もあり、今のところ100%予防することはできません。しかし、飲酒・喫煙などの生活習慣がリスクを高めることは明らかなので、心当たりのある方は今一度見直されるのもよいでしょう。

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