新型コロナウイルス感染症特設サイトはこちら
疾患啓発(スポンサード)

脱腸(鼠径ヘルニア)の症状である痛みについて

脱腸(鼠径ヘルニア)の症状である痛みについて
長濵 雄志 先生

国家公務員共済組合連合会 九段坂病院 外科部長

長濵 雄志 先生

目次
項目をクリックすると該当箇所へジャンプします。

鼠径部の膨らみに加え強い痛みや嘔吐などの症状がある場合、嵌頓(かんとん)を起こしている可能性があり、これには早急に対処が必要です。

今回は、九段坂病院外科部長の長浜雄志先生に、鼠径ヘルニアの症状や嵌頓についてお話しを伺いました。

鼠径ヘルニアの自覚症状は主に、引っ張られるような痛みや違和感、柔らかな膨らみが鼠径部に発生するなどです。鼠径部の膨らみは、立っているときに現れ、横になると元に戻ることも多いようです。

下腹部に強い痛みを感じている高齢の男性

軽い痛みや違和感だけが発生する鼠径ヘルニアの場合、すぐに手術をする必要はありません。しかし、鼠径部の膨らみに加え、強い痛みや嘔吐などの症状がある場合、腸がヘルニア門に挟まれ、もとの状態に戻れなくなる「嵌頓」という状態に陥っている可能性もあります。嵌頓は腸閉塞などの病気を起こし、腸が壊死するなど生命に関わる危険性があります。そのため、早急な対処が必要です。

腸閉塞…異物や炎症などによって腸が塞がれ、内容物が通過しにくくなる病気。腹痛や嘔吐などの症状が現れる。

医師と高齢の男性が話をしている

先にも述べたように、嵌頓を起こしていなければ、横たわりお腹の力を抜いてゆっくり呼吸をすると、腸が元の状態に戻るケースもあります。しかし、もとに戻ったからといって根本的に鼠径ヘルニアが治ったわけではありません。ヘルニア門(腹壁などの組織が弱くなった部分)は開いたままのため、腸は出たり戻ったりを繰り返します。

鼠径部に痛みや違和感がある場合、それが鼠径ヘルニアなのか、他の病気なのか、を鑑別するための検査が必要です。

(鼠径ヘルニアの検査方法につて詳しくは、記事4『脱腸(鼠径ヘルニア)の手術前の検査』をご参照ください)
 

受診について相談する
  • 国家公務員共済組合連合会 九段坂病院 外科部長

    長濵 雄志 先生

「メディカルノート受診相談サービス」とは、メディカルノートにご協力いただいている医師への受診をサポートするサービスです。
まずはメディカルノートよりお客様にご連絡します。現時点での診断・治療状況についてヒアリングし、ご希望の医師/病院の受診が可能かご回答いたします。
  • 受診予約の代行は含まれません。
  • 希望される医師の受診及び記事どおりの治療を保証するものではありません。

    「鼠径ヘルニア」を登録すると、新着の情報をお知らせします

    処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

    本ページにおける情報は、医師本人の申告に基づいて掲載しております。内容については弊社においても可能な限り配慮しておりますが、最新の情報については公開情報等をご確認いただき、またご自身でお問い合わせいただきますようお願いします。

    なお、弊社はいかなる場合にも、掲載された情報の誤り、不正確等にもとづく損害に対して責任を負わないものとします。

    「受診について相談する」とは?

    まずはメディカルノートよりお客様にご連絡します。
    現時点での診断・治療状況についてヒアリングし、ご希望の医師/病院の受診が可能かご回答いたします。

    • お客様がご相談される疾患について、クリニック/診療所など他の医療機関をすでに受診されていることを前提とします。
    • 受診の際には原則、紹介状をご用意ください。