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病院総合医を目指す医師に聞く、JCHO東京新宿メディカルセンターにおけ...
JCHO(ジェイコー:独立行政法人地域医療機能推進機構)では、2017年度より病院総合医育成のための「JCHO版病院総合医(Hospitalist)育成プログラム」を開始しています。本記事では当...
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病院総合医を目指す医師に聞く、JCHO東京新宿メディカルセンターにおける病院総合医育成プログラムについて

公開日 2018 年 05 月 08 日 | 更新日 2018 年 08 月 10 日

病院総合医を目指す医師に聞く、JCHO東京新宿メディカルセンターにおける病院総合医育成プログラムについて
メディカルノート編集部 [医師監修]

メディカルノート編集部 [医師監修]

目次

JCHO(ジェイコー:独立行政法人地域医療機能推進機構)では、2017年度より病院総合医育成のための「JCHO版病院総合医(Hospitalist)育成プログラム」を開始しています。

本記事では当プログラムの第1期生である長原先生に、病院総合医を目指す理由や実際の研修内容、今後の目標などについてお話を伺いました。

病院総合医を目指したきっかけ

私は病院総合医を目指すまで、呼吸器内科医として勤務していました。医学部生の頃から疾患領域に捉われずに診療をしたいという思いが強く、呼吸器内科であれば一般的な風邪から、がんやアレルギー、感染症、集中治療と幅広い疾患分野の診療ができると思ったためです。

初期研修を終え後期研修医に進み、やはり呼吸器内科は幅広い疾患分野で全身をみることができる魅力的な専門領域で、やりがいも強く感じておりましたが、どうしても臓器に縛られて診療をしている自分がいる気がしていました。後期研修を終え、1年間臨床を離れ、臨床を外から見る機会があり、再び臨床に戻る際にまた一から幅広く医療を勉強しようと考え、当プログラムへの参加を決意しました。

JCHO東京新宿メディカルセンターを選んだ理由

研修先にJCHO東京新宿メディカルセンターを選んだ理由は、自分が目指すべき総合診療を学ぶことができると感じたからです。

病院総合医といっても、今の日本にはさまざまな立場の先生がいます。たとえば、離島やへき地での診療やプライマリ・ケアを中心にしている医師、総合内科・総合診療科として勤務している医師や、専門診療科のバックグランドを持ちながら専門医療を提供する総合病院で病院総合医としての力を発揮している医師などです。

私は呼吸器内科というバックグランドがあります。JCHO東京新宿メディカルセンターには各診療科の専門医からなる「総合診療チーム(通称:チームG)」があり、各専門領域を持つ医師たちで症例を共有し患者さんの診療に臨んでおります。このような場に身をおくことで、患者さんをあらゆる専門医の視点から多角的にみつつ、色々な角度から出てくる意見を統合し、患者さんに最適な方針を導くという経験を積むことができると感じ、この病院を研修先として選びました。

初年度の研修内容

病院総合医として不足している分野を補う

私は呼吸器診療を軸に特に急性期治療や感染症治療を重点的に行ってきたため、糖尿病や慢性腎疾患などの生活習慣病診療に不慣れさを感じていました。そのため今年度は、総合診療チームでの研修に加えて、これらの生活習慣病の診療の研修も受けています。

このように、当プログラムでは個人のニーズに合わせて自分に足りないものを補う研修プランを組むことが可能です。

患者さんの全体を総合的にみる診療

総合診療チームでの研修を通して、診断までのアプローチや診断後の治療法などを日々学んでいます。先ほども少しお話ししましたが、総合診療チームでは、不明熱などどの診療科がみるべきか悩む患者さんの診療を行うことが多くあります。

さらに、無保険の外国人や一人暮らしの高齢者、社会的弱者に該当する方など、患者さんごとにさまざまな社会背景があるため、診療には患者さんご本人とのコミュニケーションも非常に重要で、全人的に診療する必要があります。画像や検査結果だけでなく、患者さんをトータルでみる力も少しずつ身に付いてきたと感じています。

2018年度の研修目標

今年度は、急性期医療を中心とした専門性の高い医療を提供する病院での研修なので、来年度からは地域に密着した小規模な医療機関で研修を受けることも考えています。

医療機器やスタッフなど限られたリソース(資源)のなかでは、できる医療も限られてきます。そのなかで、どこまでを総合医として自分で担当し、どこから専門診療科や高度医療施設に任せるのか、といった判断能力なども来年度の研修では身に付けていきたいと考えています。

目指していく病院総合医とは

長原先生

総合診療業務を専門医の先生が担うことは今の日本では決して珍しくありません。しかし、総合診療が新専門領域として確立されるようになったこともあり、私は総合診療医の立場を確立できるような病院総合医になりたいと思っています。

病院総合医として総合診療能力を高めることはもちろん重要ですが、それだけではなく、病院総合医としてそこに付加価値をつけることも重要と考えます。バックグラウンドである呼吸器内科の分野もより掘り下げて自分の強みとして発揮ができるようになれればと考えているほか、臨床だけでなく、公衆衛生の知識や疫学など医療を俯瞰してみることのできるような力も身に付けていきたいです。病院総合医にしかできない医療について、今後さらに模索していきたいと思います。

「メディカルノート編集部」の記事も、医師監修のもと提供させていただいております。