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大腸がんの内視鏡治療について 治療方法や対象となる患者さんとは

疾患啓発(スポンサード)

最終更新

2018/09/25

2018 年 09 月 25 日
更新しました
2018 年 08 月 28 日
掲載しました
大腸がんの内視鏡治療について 治療方法や対象となる患者さんとは
渡邉  東 先生

医療法人愛仁会 亀田第一病院 消化器内科部長

渡邉 東 先生

目次
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小さなポリープや初期の大腸がんの場合、肛門から内視鏡を挿入する内視鏡治療の対象となります。内視鏡治療は病変の大きさや形によって治療方法が異なります。

今回は、内視鏡治療の治療方法や対象となる患者さんについて、医療法人愛仁会 亀田第一病院 消化器内科部長の渡邉東先生のお話を伺いました。

病変…病気により変化が起きている箇所

内視鏡治療の対象となる患者さんとは

第腸壁
大腸壁のイメージ

基本的に径6mm以上のポリープと、がんが大腸の粘膜までに収まっている、または、粘膜下層に1mm未満で広がっている場合、内視鏡治療の対象となります。

ポリープ…胃や腸の内側にできる、イボやキノコのような形のできもの。

内視鏡治療の方法と流れ

大腸がんやポリープの内視鏡治療の治療方法は、内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の3種類があります。ポリープや大腸がんの形によって、治療方法を選択します。

内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)

内視鏡的ポリープ切除術は、きのこのように隆起したがんやポリープに対して実施します。隆起している病変に輪状のワイヤー(スネア)をかけ、電流を流すことで切除します。

内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)
内視鏡的ポリープ切除術のイメージ

内視鏡的粘膜切除術(EMR)

内視鏡的粘膜切除術は、隆起があまりなくワイヤーがかけづらい病変に対して実施します。病変の下に薬液を注入し、病変を持ち上げてからワイヤーをかけて切除します。

内視鏡的粘膜切除術のイメージ
内視鏡的粘膜切除術(EMR)のイメージ

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)

内視鏡的粘膜下層剥離術は、薬液で病変の隆起が望めないような平たい病変や大きな病変に対して実施します。病変の下に薬液を注入した後、電気メスで周囲の粘膜を切除しながら病変を剥離します。

この場合、内視鏡的ポリープ切除術・内視鏡的粘膜切除術よりも出血や感染症などの合併症のリスクが高くなるため、入院が必要になることもあります。

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)のイメージ