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大腸がんの腹腔鏡下手術 メリットや特徴について

疾患啓発(スポンサード)

最終更新

2019/05/07

2019 年 05 月 07 日
更新しました
2019 年 04 月 01 日
掲載しました
大腸がんの腹腔鏡下手術 メリットや特徴について
松村 直樹 先生

東北ろうさい病院 外科副部長 内視鏡外科部長 内視鏡下手術センター長

松村 直樹 先生

目次
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腹腔鏡下手術は、術後の傷跡が小さいことや癒着のリスクが軽減されるといったメリットがあります。がん発生する場所や腫瘍の浸潤度によって、大腸がんでも腹腔鏡下手術が推奨されています。

今回は、東北ろうさい病院 内視鏡外科部長の松村直樹先生に、大腸がんの腹腔鏡下手術について、お話を伺いました。

大腸がんの腹腔鏡下手術とは

大腸がんの手術は長年、大きくお腹を切開する方法で行われてきました。しかし、切開創(術後の傷後)が大きいと、術後の痛みが強く回復するまでに時間がかかることや、傷口から感染症を引き起こすなどのリスクがあります。そのため、小さな傷で大腸がんの手術を実施することを目的として腹腔鏡下手術が始められました。

腹腔鏡下手術とは、腹腔鏡という内視鏡(体の内部を観察・治療する医療機器)を挿入し、カメラで拡大視した腹腔内をモニターに映しながら手術を行います。開腹手術とアプローチ方法は異なりますが、同じ内容を腹腔鏡下手術でも行います。体につく傷は、鉗子(物をつかんだり引っ張ったりするための器具)と腹腔鏡を挿入するための小さな穴が5か所ほどです。

腹腔鏡下手術の対象となる大腸がん

「大腸癌治療ガイドライン2016年版」では、結腸がんと直腸S状部で安全性が確認されており、腹腔鏡下手術の適応として推奨されています。

大腸がんの区分
大腸がんの発生部位

横行結腸がんと下行結腸がんは、高度な技術を要するため、腹腔鏡下手術はあまり推奨されていません。そのため、患者さんの状態(肥満度や開腹歴)などを考慮しながら、実施を検討します。