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大腸がんのステージ分類と治療-JR札幌病院の大腸がん治療の特徴

疾患啓発(スポンサード)

最終更新

2019/08/23

2019 年 08 月 23 日
更新しました
2018 年 10 月 31 日
掲載しました
 大腸がんのステージ分類と治療-JR札幌病院の大腸がん治療の特徴
鶴間 哲弘 先生

JR札幌病院 外科診療部長

鶴間 哲弘 先生

目次
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大腸がんの治療の選択肢には、主に内視鏡治療、手術、薬物療法、放射線治療などがあります。中でも、根治的治療につながるものは、内視鏡治療や手術によるがんの切除です。JR札幌病院では、大腸がんの治療ガイドラインに準じた治療を実施しながら、患者さんをサポートするためにさまざまな取り組みを行っています。

今回は、JR札幌病院の鶴間哲弘先生に、大腸がんのステージ分類・治療と共に、同病院の大腸がん治療の特徴についてお話しいただきました。

大腸がんのステージ分類

病気の進行はステージ(病期)に分類される

大腸がんの病期(ステージ)は、0期からⅣ期まで分類されています。このステージは、がんの壁深達度、リンパ節転移・遠隔転移の有無や程度によって決まります。

大腸がんのステージ
大腸がんの進行度分類(ステージ)

大腸癌研究会 編. 大腸癌取扱い規約 第9版. 金原出版.2018.19p. より引用

大腸がんの壁深達度は、がんが大腸の壁のどれくらい深くまで進行しているかを表します。以下のように、がんの進行と共に、大腸の壁の深くまで達し、大腸と近接している他臓器までに達する場合もあります。

大腸がんのステージ

大腸がんのステージ分類と治療の選択

手術・薬物療法・放射線治療など

大腸がんの治療の選択肢には、主に内視鏡治療、手術、薬物療法、放射線治療などがあります。

治療の選択は以下のようにステージによって決まりますが、単純にステージのみで決定されるわけではありません。がんのステージに加えて、患者さんの状態や年齢、ほかの病気の有無などから、総合的に判断します。

大腸がんの治療方針

内視鏡治療・手術が根治的治療につながる

大腸がんの治療では、がんの切除が根治的治療につながります。そのため、ステージ0期〜Ⅲ期のうち、がんが切除できる場合には、内視鏡治療あるいは手術によってがんの切除を行います。

がんの初期段階であるステージ0期のうち、がんの部位や大きさを考慮し、内視鏡治療が行われることもあります。内視鏡治療では、内視鏡によって大腸の内側からがんを切除します。

がんを切除することができない場合には、抗がん剤による薬物療法や放射線治療を行います。がんが進行したステージⅣ期の場合は、症状を和らげる治療(緩和医療)を行うこともあるでしょう。