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乳がんの脳転移に対する治療の選択肢とは?
体にできたがんが脳に転移したものを脳転移といいます。脳転移の中で、乳がんは、肺がんに次いで頻度が高いことがわかっています。乳がんが脳へ転移したとき、治療の選択肢には、どのようなものがあるのでしょ...
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公開日 : 2018 年 11 月 30 日
更新日 : 2019 年 01 月 23 日

目次

体にできたがんが脳に転移したものを脳転移といいます。脳転移の中で、乳がんは、肺がんに次いで頻度が高いことがわかっています。乳がんが脳へ転移したとき、治療の選択肢には、どのようなものがあるのでしょうか。また、治療を選択するときには、どのようなことを大切にすべきなのでしょうか。

今回は、築地神経科クリニック院長である芹澤 徹先生、がん研有明病院 副院長・放射線治療部長である小口 正彦先生、埼玉医科大学 総合医療センター ブレストケア科 教授である矢形 寛先生に、それぞれのお立場からお話をお伺いしました。

乳がんから脳転移を起こす可能性

乳がんは、肺がんの次に脳への転移が多い

芹澤先生:脳転移とは、体に発生したがんが、主に血行性に脳に転移したものを指します。あらゆるがんが脳に転移する可能性がありますが、乳がんは肺がんの次に脳への転移が多いことがわかっています。

矢形先生:乳がんの中でも、脳転移が多いといわれているものが「トリプルネガティブ乳がん」です。トリプルネガティブ乳がんとは、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)によってがん細胞が増殖する性質をもたないことに加え、HER2タンパクあるいはHER2遺伝子を過剰にもたないという特徴をもつ乳がんです。

また、がん細胞の増殖を促進するHER2タンパクあるいはHER2遺伝子を過剰にもつ「HER2陽性乳がん」も脳転移が多いと考えられています。

乳がんは脳のどこに転移する?

乳がん脳転移は小脳に発生することが多い

小口先生:脳転移では、病気の種類ごとに脳のどこの部位に転移することが多いか、ある程度の特徴がわかっています。たとえば、肺がん(腺がん)は大脳に転移することが多いですし、乳がんは脳の中でも小脳に転移することが多いことがわかっています。

脳の構造

芹澤先生:特に脳神経外科医としてお話しすると、小脳に転移した3cm程度の脳転移は、小脳以外の大脳に発生する4〜5cmの脳転移に匹敵すると考えられ、緊急の治療が必要となります。

大脳とは、前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉のことを指す

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脳神経外科医・放射線腫瘍医として、転移性脳腫瘍、聴神経腫瘍、脳動静脈奇形に対するガンマナイフ治療を専門としている。1997年から、10,000例以上のガンマナイフ治療実績がある。特に転移性脳腫瘍に対する治療に造詣が深く、転移性脳腫瘍を起こした患者さんが安心して治療を受けられるよう、診療・臨床研究に邁進している。

1983年より放射線腫瘍医としてキャリアをはじめる。2009年にはがん研究会有明病院放射線治療部部長に就任。2000年以降、10,000例以上の放射線治療を担当してきた。厚生労働省がん研究助成金:放射線治療における臨床試験の体系化に関する研究主任研究者等を歴任。

1990年より千葉大学にて一般外科医師としてキャリアをスタートする。その後、乳腺外科を専門とし、2004年より聖路加国際病院にて多くの乳がん症例を経験。2015年より埼玉医科大学総合医療センターブレストケア科教授に就任。乳腺外科分野の第一人者として臨床をリードしている。

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