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鼠径ヘルニアとはどんな病気?検査、症状について
鼠径ヘルニアは、腸などが筋膜の間からはみ出して、足の付け根部分の皮膚の下に飛び出てしまう病気です。基本的には姿勢を変えたり力を抜いたりすれば元に戻るものの、元に戻せない危険な状態が引き起こされる...
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公開日 : 2018 年 12 月 19 日
更新日 : 2018 年 12 月 19 日

鼠径ヘルニアとはどんな病気?検査、症状について

目次

鼠径ヘルニアは、腸などが筋膜の間からはみ出して、足の付け根部分の皮膚の下に飛び出てしまう病気です。基本的には姿勢を変えたり力を抜いたりすれば元に戻るものの、元に戻せない危険な状態が引き起こされる場合もあります。時間に余裕のあるときにしっかりと治療することが大切です。

今回は、鼠径ヘルニアとはどのような病気なのか、湘南厚木病院 外科部長である寺島孝弘先生にお伺いしました。

鼠径ヘルニアとはどんな病気?

鼠径ヘルニア

足の付け根で腸が筋膜をこえて皮膚の下まで押し出されている病気

鼠径ヘルニアは、立ち上がったりお腹に力を入れたりしたときに、足の付け根部分である鼠径部(そけいぶ)に何かがポコッと出てくるような症状で最初に気づかれることの多い病気です。ほとんどの場合、腸が出っ張っているような状態であり、腸が脱出すると書いて「脱腸」とも呼ばれています。

通常は腸が出てくるようなことはないのですが、加齢性の変化でだんだん組織が弱くなってくると、鼠径部の筋肉の下にある「筋膜」という膜が弱くなり、そこから腸が飛び出るような状態になります。

若い方でも発症する可能性がある

足の付け根部分の組織は加齢によっても弱くなりますが、小児鼠径ヘルニアという病気があるように、生まれつき組織が弱い方もいます。そのため、加齢性の変化によるだけでなく、若い方でも発症する可能性があります。また、立ち仕事や、お腹に力のかかる肉体労働などに従事することの多い方は、鼠径ヘルニアになりやすいとされています。

男性に多くみられる

鼠径ヘルニアは男女どちらでも発症する可能性がありますが、男性に多くみられます。男性の体はもともと、胎児期にはお腹の中にあった睾丸が外へ出ていく通り道ができているため、そこから腸が出てくることがあります。このことから、男性のほうが鼠径ヘルニアになりやすい傾向があると考えられています。

鼠径ヘルニアの症状─基本的に痛みはない

鼠径ヘルニアでは、立った時やお腹に力を入れたとき、足の付け根部分がふくらんでくるように感じますが、寝転がって力を抜くと元に戻ります。通常は、腸が出てきた違和感や気持ち悪さがあっても、強い痛みを感じることはほとんどありません。

もしも強い痛みが出ている場合は、「嵌頓(かんとん)」という状態の可能性があるため、すぐに病院を受診する必要があります。嵌頓について詳しくは『危険な状態「嵌頓」とは?』の項目でお話しします。

鼠径ヘルニアの検査、診断

超音波検査(エコー検査)
超音波検査(エコー検査)

超音波検査で充分に診断できる

鼠径ヘルニアを診断するためには、まずはご本人の症状が重要です。実際に外来を受診されたら、どういった状況でどのような症状があるのか、またお腹に力を入れた状態では鼠径部のふくらみがどのようであるのかといったことを確認します。

しかし、鼠径ヘルニアが疑われる場合は、超音波検査(エコー検査)を実施することが一番確実です。鼠径ヘルニアは超音波検査だけで充分に診断できるため、検査はだいたい15分から20分程度で終わります。

痛みが強いときや、鼠径部のふくらみを押しても元に戻らない状態では、超音波検査のほかにCT検査を追加することもあります。

超音波検査は体に負担がかからない

超音波検査は、痛みを伴うようなことはなく、超音波検査用ゼリーを塗って行うだけの簡単な検査方法です。たとえば、一般的な腹部超音波検査では食事制限があるため患者さんの負担となることがありますが、鼠径ヘルニアに関しては食事制限の必要がなく、基本的には受診した日にすぐ検査を受けることができます。

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2003年より救急医としてのキャリアをスタート。2007年より消化器外科として湘南外科グループにて勤務。2007年より現在まで湘南厚木病院にて勤務。主に腹腔鏡手術と肝胆膵の無輸血手術に取り組んでいる。

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