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形成外科とは?−失われた組織を再建し、QOLの向上と機能回復を目指す
形成外科とは、「形を成す」という名のとおり、何らかの理由で失われた組織を再建する診療科を指します。たとえば、乳がんの治療で乳房温存が難しいケースに対して、患者さんの希望に応じて、形成外科が乳房再...
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形成外科とは?−失われた組織を再建し、QOLの向上と機能回復を目指す

公開日 2019 年 01 月 11 日 | 更新日 2019 年 01 月 23 日

形成外科とは?−失われた組織を再建し、QOLの向上と機能回復を目指す
的場 恵理 先生

国家公務員共済組合連合会 立川病院 形成外科 医長

的場 恵理 先生

服部 裕昭 先生

国家公務員共済組合連合会 立川病院 乳腺外科 部長

服部 裕昭 先生

目次

形成外科とは、「形を成す」という名のとおり、何らかの理由で失われた組織を再建する診療科を指します。たとえば、乳がんの治療で乳房温存が難しいケースに対して、患者さんの希望に応じて、形成外科が乳房再建を担当します。

形成外科の役割について、国家公務員共済組合連合会 立川病院の服部裕昭先生と、的場恵理先生にお話を伺いました。

形成外科とは?

失われた組織を再建し、QOLの向上と機能回復を目指す診療科

形成外科とは、「形を成す」という名のとおり、基本的には何らかの理由で失われた組織を再建する診療科であり、体表の形態にかかわるさまざまな疾患を扱います。たとえば、生まれつきの体表形態の異常や色の変化、外傷による色の変化・変形・欠損、体表の良性腫瘍の診断・治療、さらに悪性腫瘍(がん)切除手術による組織欠損などが対象になります。

がんに関して、具体的には、皮膚悪性腫瘍(基底細胞がん、扁平上皮がん、パジェット病、ボーエン病など)切除後の再建、四肢軟部組織悪性腫瘍(軟部悪性腫瘍など)切除後の再建、頭頚部腫瘍(咽頭がん、喉頭がん、下顎歯肉がん、頬粘膜がんなど)切除後の再建、乳房再建などが挙げられます。

形成外科 治療範囲

治療後の生活をより豊かに快適にするためのサポートを行う

形成外科では、どの病気を治療するにあたっても、傷をきれいにするという考え方は基本です。さらに、病気が治癒したあとに患者さんが前向きに社会生活を送るためのサポートをする使命があります。

治療によって生命が救われたとしても、機能的な障害や整容的不自由によって生活に支障が出たり、苦痛を伴ったりすれば、本当の意味で「治療が完了した」とはいえません。そのため形成外科では、組織の再建などにより、治療を乗り越えた患者さんがその後の生活をより豊かに快適に過ごすための治療を担当します。

形成外科における治療−乳房再建の例をもとに

乳がんの治療では、主として乳腺外科が乳がん自体の切除手術を行いますが、乳がんの状況によっては、乳房温存が難しいことがあります。そのようなとき、患者さんの希望に応じて、形成外科が乳房再建を担当します。

がんを根治するために行う切除だとわかっていても、乳房を失うことに対する不安や恐怖を感じる方は多いです。そのようなとき、乳房再建という選択肢があることで、その感情を少しでも和らげることができればと思っています。また、乳房再建を選択肢に入れることで、乳がんの手術を前向きに受ける気持ちになっていただけたら嬉しいです。

的場先生

さらに、すでに乳がんの手術を終えた方に関しても、乳房再建はいつでも検討することが可能です。次の記事では、乳房再建について詳しく解説します。

 

乳房再建 (服部先生・的場先生)の連載記事

慶應義塾大学形成外科学教室入局後各大学病院、センター病院、がんセンターでの臨床経験を経て平成26年4月より現職。マイクロサージャリーの技術を持ち、小腫瘍、外傷治療から再建外科まで幅広く診療を行っている。特に再建外科においては、生命を救われた患者さんのその後の人生を豊かに過ごすお手伝いをするための手術と位置づけ、一人ひとりに応じた機能的、整容的再建を提案している。現在一児の母。子育て世代にも寄り添う医療を心がけている。

東海大学医学部を卒業後、慶應義塾大学病院外科、東京歯科大学市川総合病院外科などを経て、2001年より国家公務員共済組合連合会立川病院 外科へ。2017年より同院 乳腺外科部長を務める。日本乳癌検診制度管理中央機構において、教育・研修委員会マンモグラフィ部門読影委員や教育・研修委員会教材ワーキンググループ委員会委員などを歴任し、マンモグラフィ読影教材「mhFiles®」の開発を主導するなど、教育にも力を注ぐ。

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