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乳房再建はどのように行うの?−インプラント(人工乳房)/自家組織による再建

疾患啓発(スポンサード)

最終更新

2019/09/26

2019 年 09 月 26 日
更新しました
2019 年 01 月 11 日
掲載しました
乳房再建はどのように行うの?−インプラント(人工乳房)/自家組織による再建
服部 裕昭 先生

国家公務員共済組合連合会 立川病院 乳腺外科 部長

服部 裕昭 先生

的場 恵理 先生

国家公務員共済組合連合会 立川病院 形成外科 医長

的場 恵理 先生

目次
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近年、乳がんの治療において、患者さんの身体的負担が少ない手術を選択するという考え方が浸透しています。しかし、実際には乳房温存が難しいケースもあり、そのようなときには乳房再建を検討します。2013年には、一部を除くインプラント(人工乳房)による乳房再建が保険適用となり、選択の幅が広がりました。

乳房再建の方法について、国家公務員共済組合連合会 立川病院の服部裕昭先生と、的場恵理先生にお話を伺いました。

乳房再建とは?

治療によって失われた乳房を手術で再び形づくること

乳房再建とは、乳がんなどの治療によって失われた乳房を、手術で再び形づくることを指します。

乳房再建は、整容的な目的で行われます。一方で、機能的な障害がないからといって、患者さんが乳房再建を遠慮する必要はありません。乳房を失い、さらに傷やへこみができることは、女性にとって大きな精神的苦痛を伴い、また、なかには、左右の体幹のバランスの異変を感じられる方もいらっしゃいます。

現在(2018年11月時点)、乳房再建手術は、一部の自由診療を除き、そのほとんどを保険診療で行うことができます。もちろん、再建手術を持ってしても完全に左右対称・元どおりの乳房をつくることは困難ですが、再建方法の工夫は活発に行われています。

乳房再建の名称−再建の時期と回数による違い

乳房再建の方法には、再建を行うタイミング(乳がんの手術と同時に行うか)と、再建手術の回数(何回にわけて再建を行うか)によって、それぞれ名称がついています。

一次再建(乳がんの手術と同時に行う)/二次再建(時期をあらためて行う)

「一次再建」とは、乳がんの手術と同時に再建手術を行う方法です。一方、「二次再建」とは、乳がんの手術をいったん行い、時期をあらためて再建する方法を指します。

このように、一次再建と二次再建は、乳がんの手術と同時に行うかどうかが違います。

再建の時期については、乳腺外科の担当医と相談のうえ判断します。再発の可能性がある方や、術後の放射線治療が予定されている方の場合、まずは乳がんの治療二次再建をおすすめすることがあります。

一期再建(1回で再建する)/二期再建(2回にわけて再建する)

「一期再建」とは、1回の手術で乳房再建を完了する方法です。一方、「二期再建」は、2回にわけて乳房再建の手術を行う方法を指します。