【院長インタビュー】

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地域から求められる医療の提供を─横浜新緑総合病院の目指す姿
横浜市緑区に位置する横浜新緑総合病院は、地域における急性期医療の提供に尽力しています。脳卒中や脳腫瘍の診療に注力する脳神経センターでは、どのような脳神経外科疾患にも対応できることを目標として研鑽...
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地域から求められる医療の提供を─横浜新緑総合病院の目指す姿

公開日 2019 年 04 月 23 日 | 更新日 2019 年 04 月 23 日

地域から求められる医療の提供を─横浜新緑総合病院の目指す姿
向井 惠一 先生

横浜新緑総合病院 院長

向井 惠一 先生

目次

横浜市緑区に位置する横浜新緑総合病院は、地域における急性期医療の提供に尽力しています。脳卒中や脳腫瘍の診療に注力する脳神経センターでは、どのような脳神経外科疾患にも対応できることを目標として研鑽に励んでおり、緑区のみならず周辺の区や市から患者さんが来院しています。地域に根差した医療を提供するためにさまざまな取り組みを行う同院について、院長の向井恵一先生にお話を伺いました。

横浜新緑総合病院の診療について

地域の二次救急を守る

横浜新緑総合病院 外観
横浜新緑総合病院 外観

当院は横浜市の二次救急拠点病院Bに指定されており、内科、脳神経外科、外科系の三分野の医師が当直する体制を取っており、さまざまな病気の救急患者さんに対応しています。

横浜市緑区を中心に、周辺の旭区、青葉区、都筑区などからも患者様を受け入れており、特に脳神経外科は、大和市、相模原市などの広域から救急搬送を受けています。

脳卒中や脳腫瘍に対応─脳神経センターの取り組み

脳神経センターでは脳卒中や脳腫瘍などの治療に尽力しています。また、脳卒中は緊急の治療を要する患者さんが搬送されることが多いため、救急体制もしっかりと整えています。

脳腫瘍の診療では、医師、看護師、各リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士などの多職種により構成される脳腫瘍チームを結成し、診療から退院まで一貫したサポート体制を整えています。脳腫瘍と診断されて不安な気持ちを抱えているご本人やご家族に、医療の提供だけでなく、保険制度のご紹介、治療から社会復帰に向けたリハビリテーション、栄養状態の維持など、さまざまな面からのサポートを行います。

また、脳腫瘍は、治療の終了後も長期的なフォローアップや、定期的な通院が必要な病気です。当院では、患者さんだけでなくご家族へのサポートも行き届くように努めています。

カンファレンスの様子
カンファレンスの様子

整形外科─関節機能再建センター

膝関節や股関節などを中心に関節機能の再建に注力するために、関節機能再建センターを設置しています。股関節や膝関節の治療では人工関節置換術の提供に力を入れており、患者さんそれぞれの状態に適した治療計画を提供しています。当センターでは、人工関節置換術の術後翌日からリハビリテーションを開始し、早期の退院を目指します。

人工股関節全置換術や人工膝関節置換術のどちらの手技も、患者さんの体に負担の少ない方法を選択できるようにしています。たとえば、人工股関節全置換術では筋肉へのダメージをできるだけ減らす小侵襲手術を行っています。また、人工膝関節置換術では膝関節のすべてを置き換える全置換と内側だけを置き換える半置換があります。患者さんの体への負担がより少ない半置換を積極的にご提案しています。

当院の整形外科では、手術後の患者さんに可能な限り制限をかけず、日常生活を送っていただくことができるように治療を提供しています。また、手術だけでなくリハビリテーションにおいても、患者さんそれぞれの状態やご希望に沿った治療を提供できるように努めています。

消化器センター

消化器センターでは、腹痛、おう吐、下痢、便秘などの一般的な消化器症状をはじめ、消化器に発生する良性および悪性の腫瘍などを診療しています。消化器内科と消化器外科の医師が在籍しているため、消化器の病気に対して内科と外科の両方の治療に対応し、患者さん一人ひとりに適した診療をすることができます。消化管の早期がんに対しては、内視鏡的にがんを切除する内視鏡手術を行っております。

また、当センター外科では、開腹せず内視鏡を使用し手術を行う腹腔鏡手術を積極的に行っており、手術のほとんどを腹腔鏡手術で行っております。消化器のなかでも下部消化管と呼ばれる大腸、直腸の診療を得意とし、積極的に取り組んでいます。今後は、胃、食道などの上部部消化管の診療を強化させていく予定です。

内科の取り組み─自宅や施設への早期復帰を目指して

内科では、医療ソーシャルワーカーなどとの連携を強化し、入院患者さんが退院する際の調整をなるべくスムーズに行う取り組みによって、ご自宅や施設への早期復帰を目指しています。

地域では高齢化が進み、在宅医療を受けている方や、施設に入所している方が増加傾向にあります。ご自宅や施設で容体が急変することもあるため、当院ではそういった患者さんを受け入れて治療にあたっています。

しかし、治療後も誤嚥性肺炎や心不全などを繰り返し発症するケースでは退院や施設への復帰が難しいことがあります。ご家族の受け入れ体制が整っていない場合や、リハビリテーションが長引いている場合など、さまざまな理由から結果的に入院期間が長引いてしまうこともあります。患者さんの退院後の生活も支えられるよう、退院前から複数の医療従事者が連携することが求められます。

今後も連携を強化し、患者さんのご自宅や施設への早期復帰をサポートしていきたいと思います。

横浜新緑総合病院 受付

横浜新緑総合病院 受付

向井先生からのメッセージ

地域の皆さんへ

向井先生

当院は地域の病院として、診療ガイドラインにもとづく標準的な医療を提供し、迅速な検査・治療を行っていきたいと考えています。また、力を入れている分野では、より専門的な医療を提供できるよう尽力してまいります。患者さんやご家族のご希望に沿った医療の提供を心がけていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

若手医師へのメッセージ

若い先生方は、地道に一つひとつのことをコツコツと積み重ねていってください。たとえば、研究の道ではなく臨床の道を目指すのなら、自分が担当する患者さんをしっかりと診てください。知識は教科書や本からも得られますが、やはり実際に患者さんを診療して経験を積むことが大切です。一人ひとりの患者さんを診療する中で多くのことを学び、医師としての経験を重ねていってください。

地域連携や病院機能の充実で地域医療に貢献

急性期医療を提供するためには、地域の医療機関との関わりが必要不可欠です。地域の医療機関と緊密な連携を取り、スムーズな急性期医療を提供していきたいと考えています。また、当院が持っている機能のさらなる充実を図ることで地域のニーズに応え、今後も地域医療に貢献してまいります。