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「諦めない医療」を合言葉に患者さんに寄り添いたい-東北医科薬科大学病院 産婦人科の特徴と取り組み

「諦めない医療」を合言葉に患者さんに寄り添いたい-東北医科薬科大学病院 産婦人科の特徴と取り組み
渡部 洋 先生

東北医科薬科大学病院 産婦人科 科長・臨床研究推進センター センター長/東北医科薬科大学 医学...

渡部 洋 先生

目次
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命の誕生から婦人科系疾患の治療まで、女性の人生を総合的にサポートする産婦人科医。東北医科薬科大学病院 産婦人科では、「諦めない医療」を合言葉に、患者さんに寄り添った診療を行っています。
同診療科長の渡部洋先生は、「人の誕生から死まで関わることができる」ことが産婦人科医としての大きなやりがいとおっしゃいます。今回は、東北医科薬科大学病院 産婦人科の渡部洋先生に、同診療科の特徴や取り組み、求める人材についてお伺いしました。

産婦人科医の役割

女性の人生を総合的にサポートする

私は、産婦人科医には、女性の人生を総合的にサポートする役割があると考えています。産婦人科医は、ひとつの病気だけを診るわけではありません。命が誕生し、性成熟期に入り、妊娠し、更年期に入り、やがて亡くなるところまで、常に人生に寄り添いながら治療を行うことが、我々産婦人科医の仕事なのです。

渡部洋先生が考える産婦人科医のやりがい

命の誕生から死まで関わることができる

命の誕生から死まで関わることができる診療科はほかにありません。私たち産婦人科医は、残念ながら婦人科がんで亡くなる患者さんのケアを行う一方で、新たな命の誕生に関わることもあります。このように人の誕生から死まで関わることができる点が、産婦人科医としてのやりがいにつながっていると思っています。

産婦人科医としての原点-救うことができなかった婦人科がんの患者さん

私は産婦人科医として、特に婦人科がんの治療に力を注いできました。それは、まだ研修医の頃に出会った幼いお子さんをもつ30歳代の子宮頸がんの患者さんとの出会いがきっかけでした。病気が進行し手のほどこしようがなくなった患者さんを治してあげることができなかったこと、さらに、「お子さんを抱っこして死にたい」とおっしゃる患者さんの希望を叶えてあげることができなかったことが、私の産婦人科医としての原点です。

以来、「なんとか治療する方法はないか」「患者さんに寄り添った医師でありたい」という思いで、産婦人科医を続けています。

東北医科薬科大学病院 産婦人科の特徴

患者さんに寄り添った「諦めない医療」が合言葉

当診療科では、患者さんに寄り添った「諦めない医療」を合言葉にしています。たとえば、婦人科がんの場合には、病気が進行し、治療法が限られるケースもあります。また、薬の副作用によって髪が抜けたり、子宮を摘出したりするケースもあり、女性として精神的に大きな負担を伴う治療を行うことも少なくありません。このような場合であっても、できるだけ患者さんのご希望に寄り添い、常に「できることはないか」と模索しながら治療に取り組むようにしています。

また、粘り強くお話をお伺いし、患者さんのご希望を理解するよう努めることも私たち医師の大事な仕事であると思っています。可能な限り対面でお話しし、患者さんが安心してご自身の気持ちを伝えることができる雰囲気をつくるよう心がけています。

図を用いて説明するよう工夫している

患者さんへ病状や治療について説明するときには、できるだけ図を描き、説明するようにしています。たとえば、卵巣が腫れている場合、「卵巣が10倍の大きさになっている」と説明するよりも、腫れている卵巣の図を見たほうが分かりやすいと考えているからです。

婦人科がんなど、病気の診断を受けたときの患者さんのショックははかり知れません。婦人科系の病気は、不妊など女性の機能に影響が及ぶ可能性もあるわけです。ショックで頭が真っ白になってしまい、医師の話をきちんと聞くことができないケースもあると思っています。そのような場合であっても患者さんが理解しやすいように、できるだけ図を描き、分かりやすく説明するよう工夫しています。

女性の医師も働きやすい環境を整備

当診療科は女性の医師にとっても働きやすい環境を築いています。私は、妊娠や出産を経験することは、患者さんの気持ちを理解することにつながり、産婦人科医としての強みになると思っています。そのため、女性医師が妊娠・出産を希望する場合には、できる限りのサポートを行います。出産や育児を行いながら産婦人科医としても活躍したいと希望する方でも、不安を感じることなく入職していただきたいと思います。

東北医科薬科大学病院 産婦人科の取り組み

婦人科がんの診療に注力している

出産年齢が高くなったことなどが影響し、近年では婦人科がんは増加傾向にあります。当診療科では、婦人科がんに注力する体制を築いており、診断や化学療法、内視鏡手術などに積極的に取り組んでいます。

産科診療を新たに開設

当院は、女性のプライバシーを守るために女性専用のレディース病棟を設けています。このレディース病棟には分娩室を設け、産科診療と共に分娩を行うことができる体制を築いています。産科には、シャワーやトイレを完備した3つの個室を設けています。まだスタートしたばかりですが、可能な限り安全な出産ができるような体制を築くよう努めながら、今後も産科診療に注力していくつもりです。

病棟の設備

LDR(Labor, Delivery and Recovery)とレディース病棟の設備
LDR(Labor, Delivery and Recovery)とレディース病棟の設備

産婦人科専任の薬剤師が常に対応

当診療科には、専任の薬剤師がおり、抗がん剤治療の管理などには薬剤師が介入するようにしています。たとえば、薬の処方や、薬の飲み方や注意点などの説明も薬剤師が行うようにしているのです。

当診療科では、多職種が同じ目線で意見を交換するようにしています。医師同士はもちろんですが、医師と薬剤師などの間にも意見を伝えやすい雰囲気ができていると思います。実際に円滑なコミュニケーションができている点は、当診療科の大きな特徴のひとつです。

東北医科薬科大学病院 産婦人科が求める人材

診療体制の立ち上げを希望する方にも適した環境

当診療科は、自らに何らかの技術を身につけたいと希望する方であれば、どのような方でも歓迎します。当診療科には、あらゆる分野の専門医がそろっていますし、興味のある専門分野を学ぶことができるでしょう。

また、「新たな分野の診療の立ち上げから関わりたい」と、自らが主体となり診療体制をつくることを希望される方にも適した環境であると思います。年齢や経験は関係なく、さまざまなチャンレンジをされたい方に、診療体制の立ち上げといった今後のキャリアアップにつながるフィールドを提供します。当診療科は、実現のためにできる限りサポートするつもりです。

渡部洋先生からのメッセージ

診療科の中核となり活躍してほしい

渡部先生

当診療科では、特に臨床に力を注いでいます。目の前の患者さん一人ひとりを救うことを目指して、スタッフ一丸となり日々の診療に取り組んでいるのです。

まだまだ発展途上の診療科であるため、希望すればさまざまな業務を担当することが可能です。興味をもった分野の技術を身につけることができますし、産婦人科医として成長するスピードも速いでしょう。診療科の中核となり活躍してくれる方の入職をお待ちしています。