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蒲郡市民病院の再生医療への取り組み――名古屋市立大学・蒲郡市などとの連携

蒲郡市民病院の再生医療への取り組み――名古屋市立大学・蒲郡市などとの連携
久保 良二 先生

蒲郡市民病院 皮膚科 部長

久保 良二 先生

目次
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蒲郡市民病院は、蒲郡市や名古屋市立大学、蒲郡市内の細胞培養加工施設など、他機関と連携して、再生医療の普及や啓発のための取り組みを始めています。この一歩で、まだ遠い未来のように感じる再生医療が、市民病院などでも受けることができる身近な治療になるかもしれません。

今回は、蒲郡市民病院の再生医療への取り組みや他機関との連携について、蒲郡市民病院皮膚科部長の久保良二先生に伺いました。

蒲郡市民病院では、尋常性白斑などに対して再生医療を用いた“自家培養表皮移植”を行っています。

自家培養表皮移植とは、患者さん自身の色素細胞のある皮膚を採って培養し、できた培養表皮を患部に移植するという再生医療です。尋常性白斑に悩む患者さんにとって、新たな希望となる治療法として期待されています。

また、蒲郡市民病院は、このように再生医療を用いた治療に取り組むだけではありません。

日本で医療機関が再生医療を行う際には、提供計画を作成して、安全性や科学的な妥当性があるか特定認定再生医療等委員会の審査を受ける必要があります。

当院には、蒲郡市民病院 特定認定再生医療等委員会があり、全国の医療機関から申請された再生医療等提供計画の審査を行う業務をしています。再生医療は、提供内容により第1種〜第3種に分けられていますが、当委員会では3種とも全て審査することが可能です。

当委員会では、分子生物学等の専門家や再生医療等の専門家、臨床医、細胞培養加工の専門家、統計学の専門家、法律・生命倫理等の専門家及び一般の方など、さまざまな立場の方が意見を交わして、申請された再生医療が安全に進められるものかどうかを慎重に審査しています。

蒲郡市民病院では、再生医療を普及していくために名古屋市立大学、蒲郡市行政、蒲郡市内の細胞培養加工施設と、産官学で強固な連携を結んでいます。

蒲郡市は、2013年度に“蒲郡市ヘルスケア計画”を定めて、基本方針として再生医療等のヘルスケア産業の育成・集積を掲げました。蒲郡再生医療産業化推進委員会を設置したり、再生医療に関する講演会を企画したり、蒲郡市は“再生医療のまちづくり”を積極的に推進しています。

“再生医療のまちづくり”は行政だけでできるものではないため、蒲郡市内の細胞培養加工施設や蒲郡市民病院とも連携して、再生医療に力を入れていく流れになりました。

蒲郡市民病院は名古屋市立大学と“特定臨床研究の実施に関する相互の協力・支援に関する協定”を2017年12月に締結し、さらには2018年7月に“再生医療の実施における相互協力に関する協定書”を締結しました。

この結果、蒲郡市民病院で行われる白斑等に対する臨床研究や再生医療の実施において、必要に応じて名古屋市立大学病院からの技術指導など、支援を受けられる体制ができました。

自家培養表皮移植の手術に関しても、名古屋市立大学病院の鳥山和宏教授に実施医師としてご協力いただき、大学病院とそん色のない医療を提供できるような体制が整っています。

蒲郡市民病院では、蒲郡市内の細胞培養加工施設で、患者さん自身から採取した皮膚の培養を行います。当院で皮膚を採取したあとに、細胞培養加工施設で4週間ほどかけて培養し、当院での治療に提供されます。

再生医療という新しい分野を多くの方に知っていただくために、蒲郡市の細胞培養加工施設にご協力いただき、再生医療に関する講演や教育活動などを展開してきました。このように、蒲郡市や名古屋市立大学だけではなく、民間の企業ともしっかり連携をしています。

病院レベルを超え、蒲郡市をあげて、産学官で連携して再生医療の普及に取り組むことは重要だと考えています。

蒲郡市民病院の役割として目標としているのは、全国の市民病院に先駆けて再生医療を行うことで、地域の病院でも再生医療が広まるきっかけをつくることです。

私は、白斑に対する自家培養表皮移植は、再生医療の入り口だと考えています。どの病気においても、従来の治療で治りきらないのであれば、新しい治療として注目されている再生医療を受けたいというニーズはあるでしょう。このような患者さんのニーズに対してきちんと対応できるように、一歩一歩着実に再生医療が進むようにさまざまな面からサポートしていく所存です。

再生医療と聞くと、自分にとって遠い医療というイメージがあるかもしれません。大学病院や一部の有名な病院だけで行っている治療と思っている方も多いでしょう。再生医療は、蒲郡市民病院のような市民病院でも行える、身近な医療になりつつあります。

前述したとおり、蒲郡市では、産学官連携で再生医療をリードしていこうという取り組みを進めています。蒲郡市民病院においても、白斑に対する自家培養表皮移植をしていくことで、再生医療は今後着実に進んでいくと思います。

地域社会への貢献だけではなく、再生医療を必要とされている全国の白斑の患者さんのためにも、よりよい医療を届けられる病院を目指します。蒲郡市民の方々から全国の皆さまにも、見守っていただけたら幸いです。

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