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肺がんとは? 種類やステージによる治療の違い

肺がんとは? 種類やステージによる治療の違い
𩜙平名 知史 先生

独立行政法人国立病院機構 沖縄病院 外科医長/肺がんセンター長

𩜙平名 知史 先生

目次
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我が国において生涯で肺がんに罹患する確率は、男性で10人に1人、女性で21人に1人といわれています。このように身近な病気である肺がんには、非小細胞肺がんと小細胞肺がんという大きく2つの種類があり、性質の違いから治療法も異なります。

肺がんの種類やステージによる治療の違いについて、独立行政法人国立病院機構 沖縄病院の𩜙平名(よへな) 知史(ともふみ)先生にお話を伺いました。

肺がんとは、肺に発生した悪性の腫瘍です。進行と共に肺の局所で組織を破壊していきます。さらに、リンパ行性転移(リンパ節への転移)や血行性転移(脳や肝臓、骨など血液の流れが豊富な臓器への転移)を起こし、命にかかわることがあります。

上記の理由から、肺がんは適時に適切な治療を行うことが非常に大切です。肺がんの治療では、病気の進行度を診断し、ステージや患者さんの年齢、体の状態、希望などを考慮して治療方針を検討します。

肺がんは、非小細胞肺がんと小細胞肺がんの2種類に大別できます。さらに、非小細胞肺がんは、腺がんと扁平上皮がん、大細胞がんに分かれます。肺がんのうち、もっとも多くを占めるのは、非小細胞肺がんのひとつである“腺がん”です。

肺がん

肺がんに対する治療の基本的な目的は、肺がんの病変をなくすことです。その方法として、手術などの外科的治療と、放射線治療・薬物療法などの内科的治療があります。治療を選択する際には、患者さんの体力や年齢、手術のリスクなどを評価し、安全性を保ちながら最適な方法を検討します。

肺がんは、その進行度や広がりによってⅠ〜Ⅳのステージ(病期)に分類されます。日本肺癌学会による肺癌診療ガイドラインでは、それぞれのステージに沿った治療方針が示されています。

非小細胞肺がんと小細胞肺がんには性質の違いがあり、基本的な治療方針も異なります。

非小細胞肺がんは、比較的ステージの低いものであれば、基本的には手術でがんを切除し根治を目指す外科的治療を検討します。手術が適応とならない場合は放射線治療や薬物療法を行うこともあります。近年では、肺がんを早期で発見できた場合、がんの根治性を担保しつつ肺の機能温存を重視する“縮小手術”が広がりつつあります。

小細胞肺がんは、がん細胞の増殖が早く転移しやすい反面、抗がん剤や放射線治療の感受性が高い(効果が出やすい)という性質があるため、基本的には薬による治療が中心となります。限局型の場合には、化学放射線療法(抗がん剤と放射線治療の併用)を行うことがあります。

次のページでは、肺がんに対する手術についてご説明します。

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