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尖圭コンジローマ(女性)
尖圭コンジローマとは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって発生する一種のイボです。イボはとさか状やカリフラワー状の特徴的な形状をしており、性器周辺などに現れます。尖圭コンジローマは性感...
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尖圭コンジローマ(女性)せんけいこんじろーま

更新日時: 2018 年 02 月 07 日【更新履歴
更新履歴
2018 年 02 月 07 日
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概要

尖圭コンジローマとは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって発生する一種のイボです。イボはとさか状やカリフラワー状の特徴的な形状をしており、性器周辺などに現れます。尖圭コンジローマは性感染症(STI:Sexually Transmitted Infections)のひとつで、男女ともにみられます。HPVには数多くの種類がありますが、尖圭コンジローマの原因は主にHPV6型と11型です。

尖圭コンジローマの治療では、薬物療法や凍結療法、レーザー蒸散術など、複数の治療方法を組み合わることが一般的です。尖圭コンジローマのイボは男女ともに性器周辺などにも生じるため、男性側がコンドームを使用するだけでは完全に防ぐことはできません。そのため、治療中は他の方へ感染を広げないようスキンシップを控える必要があります。

原因

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。HPVは性交渉を通して感染するため、性感染症のひとつとして数えられています。特に外陰部に傷や炎症があると、HPVに感染するリスクが高まります。 

HPVにはいくつかの種類があります。このうち尖圭コンジローマの原因となるHPVは6型と11型で、この両者で尖圭コンジローマの約90%を占めるといわれています。子宮頸がんとの関連性がある16型、18型といったタイプのHPVを同時感染することもあり注意が必要です。

症状

HPVに感染した後、3週間から8か月の潜伏期間を経て、性器やその周辺にイボができます。

女性の場合、尖圭コンジローマのイボは、性器や肛門周囲などにできることが多いです。尖圭コンジローマのイボは、先が尖った乳頭状の独特な形をしており、鶏のトサカ状やカリフラワー状など多種多様な状態であらわれます。イボの大きさは1~3mm前後で次第に増えていきます。痛みやかゆみなどは伴わないことが多いです。口のなかに感染すると、口腔内に乳頭腫(にゅうとうしゅ)ができることもあります。

出産時の感染

また、頻度は決して高くはありませんが、出産に際して赤ちゃんがHPVに感染することもあります。妊娠中に尖圭コンジローマと診断された場合で、尖圭コンジローマの病変が大きい、数が多いときには、赤ちゃんへの感染を防ぐために経腟分娩ではなく帝王切開となることがあります。

検査・診断

女性の尖圭コンジローマは、性器周辺にとさか状の特徴的な病変が現れるため、目でみる視診によってある程度診断できます。ただし、みえない部分にも病変が隠れていることもあるため、コルポスコピー、拡大鏡、肛門鏡などを使用して詳しく検査する場合もあります。

診断を確実につけるために、病変組織の一部を採取する検査や、HPVの遺伝子検出を試みる検査が行われることもあります。また、HPVは子宮頸がんの発症と関係が深いため、尖圭コンジローマと診断された場合、子宮頸がんの検査も実施することがあります。

治療

治療法には、外科的療法と薬物療法があります。

外科的療法

外科的療法には、次のような種類があります。

  • 切除
  • 電気焼灼術
  • 凍結療法
  • レーザー蒸散術 など

薬物療法

尖圭コンジローマの薬にはいくつかの種類があり、薬のタイプもクリームや局所注射、ゲルなどさまざまです。どの治療を行うかは、イボの数や大きさ、治療に対する抵抗性(反応の良し悪し)、利便性などから総合的に判断されます。

パートナーの治療も大切

尖圭コンジローマは性交渉により感染する性感染症です。病気をうつし合ってしまうピンポン感染を防ぐために、診断された方のパートナーも検査・治療を受けることが重要です。

予防

尖圭コンジローマの主な原因であるHPV6型、11型は、子宮頸がんワクチンの接種で予防することができます。また、子宮頸がんワクチン接種により、子宮頸がん発症と深く関係しているHPV16型、18型の感染予防が期待できます。