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平塚共済病院(神奈川県平塚市追分9-11 : 「平塚」駅)
平塚共済病院(神奈川県平塚市追分9-11 : JR東海道線「平塚」駅 北口7番線 共済病院前総合公園西下車徒歩1分 バス10分))の病院ページ。内科などの診察を行っています。
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平塚共済病院

神奈川県平塚市追分9-11

JR東海道線「平塚」駅 北口7番線 共済病院前総合公園西下車徒歩1分 バス10分

http://www.kkr.hiratsuka.kanagawa.jp/

0463-32-1950

  • 平塚共済病院 写真

患者さんの視点に立った医療を提供する平塚共済病院

患者さんの視点に立った医療を提供する平塚共済病院

国家公務員共済組合連合会平塚共済病院は神奈川県平塚市に位置し、地域医療支援病院として、平塚市を中心とした地域医療の中核を担っています。救急センターをはじめとし、心臓センターや脳卒中センターでは24時間365日患者さんを受け入れる体制が整っており、日々多くの患者さんが搬送されてきます。また、平塚共済病院は基本理念として「患者の視点に立って医療を提供する」を掲げており、患者の立場となり、病院をよりよくするための取り組みを多く行っています。今回は平塚共済病院の強みや特徴的な取り組みについて、院長の丹羽明博先生にお話をお伺いました。

平塚市民の医療を支える平塚共済病院の概要

平塚共済病院の外観

平塚共済病院は1919年(大正8年)に海軍共済組合平塚診療所として開設し、1984年(昭和59年)に国家公務員共済組合連合会平塚共済病院となりました。長年に渡り神奈川県平塚市の医療を支えてきた当院は、2019年に創立100周年を迎えます。

病床数は441床で、2016年度の平均稼働率は88.8%と高い水準で推移しました。来院する患者さんは8割が平塚市民の方で、そのほか中郡(大磯町・二宮町)、秦野市、伊勢原市からの来院もあります。

平塚共済病院の強みは整った診療体制と心臓センター・脳卒中センター

当院の大きな強みは23診療科において医師数が全体的に充実していることです。

また、呼吸器内科医の数が全国的に不足しているといわれているなかで、当院には呼吸器内科の常勤医師が10名在籍しており、診療体制が整っていることも特長といえるでしょう。

当院は心臓センターと脳卒中センターを構えており、これらのセンターは救急診療の柱となっています。

以下に、各センターの取り組みについてご紹介します。

救急センター

救急科として独立はしていませんが、各科医師が協力して救急医療に対応しています。

毎年5,000件を超える救急搬送を受け入れており、地域からの信頼を得ております。

心臓センター

心臓センターは循環器内科心臓血管外科で構成されています。24時間365日の急性心筋梗塞に対する冠動脈カテーテル治療に加え、心房細動や発作性上室性頻拍などの不整脈に対する経皮的カテーテルアブレーション(カテーテルの先から高周波電流を流し、不整脈と原因となる組織を焼く手術)は、当院の大きな柱となっています。アブレーションの実施件数は毎年増え続けていて、2016年度の実施件数は224件でした。

近隣病院からのご紹介もあり、不整脈治療を目的に来院される患者さんを多く受け入れています。

脳卒中センター

脳卒中センターは、24時間365日脳卒中(脳血管に発症する疾患の総称)の患者さんを受け入れる体制が整っていて、日々多くの患者さんが救急搬送されてきます。

脳卒中センターでは神経内科医と脳神経外科医が中心となり、t-PA治療(血管内の血栓を溶解する治療)や血管内治療を行っています。また、看護師、リハビリスタッフ、栄養士、薬剤師、社会福祉士などが協働して患者さんの早期社会復帰を目指し、総合的な治療を行なっています。

充実した医療提供のための地域連携―紹介・逆紹介や講義の開催

当院では、患者さんが地域で充実した医療が受けられるように、地域医療機関との連携を強化しています。2016年度の紹介率(地域医療機関からの紹介で平塚共済病院に来院した患者さんの割合)は81.9%、逆紹介率(平塚共済病院から地域医療機関へ患者さんをご紹介した割合)は60.6%といずれも高い割合となりました。

地域医療機関との連携を強めるための取り組みのひとつとして「登録医の集い」を定期的に開催しています。これは当院の登録医(平塚共済病院との医療連携にご協力いただいている医療機関)を対象にした講義と懇親会で、毎回多くの方々に参加していただいています。

地域一体となり、今後の医療を考える場を

厚生労働省は2015年に、団塊の世代が75歳以上になる2025年に向け「地域医療構想」を策定しました。これは今後の地域医療の需要や必要病床数を推計し、病院の機能を見直すものです。これを受けて、各病院は地域医療構想を見据えて検討する必要があります。

私は、平塚共済病院院長として湘南西部病院協会の会長を務めています。この機会を生かし、今後地域が必要とする医療について湘南西部医療圏(平塚市、秦野市、伊勢原市、大磯町、二宮町)の病院・医師会・行政が定期的に集まり話し合う場を設けました。その会議は各病院の現在の役割と、抱えている問題点を擦り合わせ、各々に求められる今後の役割を検討することを目的としています。

病院という範囲のみで自分たちはどうするのかを考えるのではなく、地域全体の医療について話し合う場を作ることは重要なことだと考えています。

患者さんの視点に立った医療を提供するための工夫

当院は「患者の視点に立って医療を提供する」を基本理念として掲げています。私自身も医療に携わるうえでこれ以上重要なことはないと考えています。

医師に求める姿は「状況に合わせて都度考え、総合的に患者さんを診る医師」

患者さんにとって、「病気になる」「治療を受ける」ことは非日常的な出来事です。ですから医師には、患者さんの不安な気持ちを汲み取り、信頼してもらえるような診療が求められます。

同じ病気でも患者さんによって状況も考えも変わります。そのため診療方法をパターン化せず、患者さんの気持ち、納得してもらえる説明方法、最良の治療法等をその都度きちんと考え、提示することは、医師にとって非常に大切な要素だと考えます。

また、治療の経過は完璧に予測できるものではありません。時間をかけて患者さんに寄り添い、どんな変化も見逃さないことも医師に求められる姿だと考えています。

患者さんの意見にすぐ対応 患者支援センター

当院では患者支援センターという部署を作り、患者さんのご意見などを集めて改善する取り組みを行っています。

最近の事例では、「病棟で看護師が使用するワゴンの音が気になる」というご意見を受けて、音を軽減するために病棟の床のタイルを張り替えました。また「会計時に傘が邪魔で支払いが不便」というご意見から会計窓口に傘が掛けられるフックを取り付けました。

このように、患者支援センターに寄せられたご要望やご意見には可能な限り早急に対応するように心掛けています。

患者の視点推進委員会

当院には患者の視点推進委員会という委員会があります。委員会は「接遇向上」「患者満足」「投書対応」「環境改善・禁煙活動」「イベント」「病院モニター」の6部門に分かれており、部門ごとに患者さんの視点に立った活動を行っています。

特に禁煙に関しては力を入れて取り組んでいます。かつては病院の敷地内で喫煙をしている方を見かけることが多々ありました。これでは他の患者さんやご家族を不快な気持ちにさせてしまいます。

その後は、1日1回職員による院内巡視を行い、落ちている吸い殻の確認や喫煙をしている方がいないかどうかの見回りを行っています。その活動を始めてから、院内で喫煙をしている方の姿はみられなくなりました。

また、当院では病院モニター制度というものを設けており、1年任期で5~6名の地域住民の方々に就任いただいています。モニターの方々には、当院のご紹介、院内見学、病院食試食などのあらゆる視点から病院を知っていただき、ご意見を頂いています。

これらの取り組みが奏功し、患者さんからの投書にはお褒めの言葉が増えてきています。

丹羽明博院長からのメッセージ

丹羽明博先生

当院はこれからも、全ての診療科が患者さんから信頼していただけるよう医療技術を維持し、日々の進歩を続けます。また、現状に決して満足せず、平塚共済病院として何ができるのか、さらに病院をよくするために何ができるのかを考え実践していきます。そして、院内外ともにコミュニケーションを円滑にすることを心掛けていて、院内では、挨拶を徹底するよう全職員に呼びかけています。職員同士の挨拶がきちんとできている病院は、患者さんからも安心や信頼をいただける病院になると考えるからです。

また、院外においては地域医療機関や救急隊との連携を積極的に行っています。医療の連携を密にすることで、地域住民の方々に安心して平塚市で生活をしていただきたいと考えています。

これからも平塚共済病院は、患者さんの視点に立った医療を提供していく姿勢を持ち続けていきます。