• 土曜日
  • 日曜日
  • 夜間診療
  • 早朝診療
クリップする
URLを入力して
記事をクリップしましょう
指定された URL のページが見つかりません
S700x500 7575b5eb 6985 4eeb a65f 92e8891e8b87
川﨑胃腸科肛門科病院(茨城県日立市桜川町3丁目3-19 : 「常陸多賀」駅)
川﨑胃腸科肛門科病院(茨城県日立市桜川町3丁目3-19 : JR常磐線「常陸多賀」駅 車5分))の病院ページ。内科などの診察を行っています。
Male consulter resolved
クリップに失敗しました

川﨑胃腸科肛門科病院

茨城県日立市桜川町3丁目3-19

JR常磐線「常陸多賀」駅 車5分

http://www.kawahp.net/

0294-36-1800

  • 川﨑胃腸科肛門科病院 写真
  • 川﨑胃腸科肛門科病院 写真
  • 川﨑胃腸科肛門科病院 写真

消化器疾患から肛門疾患・泌尿器疾患までトータルで診療できる川﨑胃腸科肛門科病院

消化器疾患から肛門疾患・泌尿器疾患までトータルで診療できる川﨑胃腸科肛門科病院

茨城県日立市にある川﨑胃腸科肛門科病院は、肛門科、消化器科、泌尿器科の専門病院として、患者さんの病態に合わせた治療を提供しています。とくに肛門疾患に対する専門的治療を得意としており、患者さんは県内外より来院されます。2016年度の手術症例数は約800例を誇り、他院からのご紹介も多数あります。

消化器疾患から肛門疾患および泌尿器疾患まで、トータルで診療することを心がけている同院では、どのような取り組みを行っているのでしょうか。川﨑胃腸科肛門科病院 院長 川﨑俊一先生にお話を伺いました。

患者さんのニーズに応えて、骨盤全体を総合的に診る川﨑胃腸科肛門科病院

当院は1963年に茨城県日立市に開院して以来、消化器を専門とした病院として地域のみなさまのお役に立てるように努力してまいりました。1999年に肛門科を設置し、消化器疾患に加えて、肛門疾患の診療に力を入れてきました。2013年にはおかげさまで創立50周年を迎えました。2015年9月水戸市に、肛門疾患に特化した「みと肛門クリニック」を当院の分院として開設しました。手術は本院である川﨑胃腸科肛門科病院で実施し、術後の通院はご自宅から近いどちらかの場所で受けられるよう、本院と分院とが連携して、包括的な診療体制を構築しております。

診療科は胃腸科、肛門科、泌尿器科、内科、外科の5つで、病床数は45床あります。2016年度の肛門疾患の年間手術件数は、約800例です。入院して手術を受けられる方は、平均して術後10日から12日くらいで退院になります。また、2015年8月より最先端のレーザー光源内視鏡を導入し、年間約2,000件の上部・下部内視鏡検査・治療を実施しています。肛門からの出血だと思っていると、直腸・大腸からの出血の場合があります。当院では最新の検査機器、手術装置を導入し、見逃しのない徹底した検査体制づくりを心掛けています。

手術と注射を組み合わせ、患者さんに合わせた内痔核(いぼ痔)治療を提案

当院の内痔核(いぼ痔)の手術は、ジオン注射療法、切除術(Vessel Sealing Systemや超音波メスを使用した半閉鎖法)、およびジオン注射と切除術を組み合わせた併用療法を主に行っております。ジオン注射療法は痛みがなく、日帰りから1泊2日の短期入院で手術を受けることができます。ただし、再発しやすかったり、痔核の状態によっては適応外の患者さんがいたりします。切除術の場合、根治性が高く、さまざまな痔核に対応が可能ですが、術後の痛みがあり、7日から14日の入院が必要になります。このように、内痔核(いぼ痔)に対しての手術方法にはそれぞれメリットデメリットがあります。それを十分に把握したうえで、患者さんの痔の状態をよく検討し、さらに患者さんのご希望をよく伺って治療方法を決定しています。

当院に内痔核(いぼ痔)の症状でいらっしゃる患者さんのうち、手術をされる方は1割に満たないです。それ以外の9割の患者さんは、薬の治療だけで症状が改善されることが多いです。

いぼ痔からの出血と思っていても、実は大腸がんからの出血だったということがあります。そこに気付かなくて、病院を受診せず、進行がんになってしまうというケースもまれにあります。かんたんな診察だけである程度の判断ができます。症状があったら怖がらずに、病院にいらしてください。

鼠径ヘルニアを適切に治療し、生活の質(QOL)を改善

鼠径ヘルニア(そけいへるにあ・脱腸)は子どもの病気と思われがちですが、むしろ成人に多く、手術以外、治療方法がありません。痛みも少なく短期入院で済む新しい手術方法が普及してきており、患者さんの生活の質(QOL)を考慮すれば、積極的に治療したほうがよい病気です。

ヘルニアの手術は、鼠径部の皮膚を5センチから10センチ程度切開して手術する方法と、お腹の2~3か所を5mm程度切開し、そこから腹腔鏡と器具を挿入して手術する方法があります。入院期間は、どちらの手術においても、通常3日から5日程度になります。傷あとが小さい腹腔鏡下手術のほうが患者さんの負担は少なくてすみますが、全身麻酔が必要で手術時間が長くなるなど、それぞれの手術に利点欠点があります。当院では、患者さんの希望や患者さんの身体の状態に応じて、適切な手術法を選択するようにしています。

リスクのないバイオフィードバック療法による骨盤底筋訓練

骨盤底筋とは、膀胱・直腸・子宮などを支える役目を持つ筋肉で、この筋肉の使い方が排尿や排便に影響を及ぼします。この骨盤底筋の力のかけ方が適切かどうか、肛門を上手に締められているかどうかを、コンピューターとセンサーを使って計測し、その結果をモニターで見て確認しながら訓練する方法を、バイオフィードバック療法といいます。

「便秘の方は肛門に力を入れないで、お腹に力をかける」、「便漏れの方、尿漏れの方、子宮脱の方はお腹に力を入れないで肛門、腟に力を入れる」と、患者さんに説明することはできますが、実際にできているか、どこにどのように力を入れればよいのかは、患者さん自身がご自身の体で工夫して身に着けていただく必要があります。

月に1回から2回程度、実際の締まり方を画面で確認しながら、自宅での骨盤底筋体操を行うことで症状の改善率が上昇します。バイオフィードバック療法は、投薬による副作用や手術に伴うリスクはまったくないので、どんな人にもお勧めできる治療です。当院では、便秘、便失禁や尿失禁・子宮脱・膀胱脱などの患者さんに対し、患者さんご自身の力で治す方法として、この治療法を実施しています。

女性の排尿障害や骨盤臓器脱の悩みに応える専門治療

女性のなかで、トイレが近い、急に尿意をもよおす、咳やくしゃみや運動などで尿が漏れてしまう、といった悩みを持っている方は、決して少なくありません。けれども、どこに相談してよいかわからないといった方や、病気とは思わずにそのまま我慢されている方がいらっしゃいます。当院の肛門科を受診された方のなかには、泌尿器系疾患や婦人科系疾患を合併している患者さんが多くいらっしゃいます。当院では、骨盤周辺の良性疾患をすべて診療します。肛門疾患も、泌尿器系疾患も、婦人科系疾患もトータルで治療ができます。1,000例を超える女性泌尿器科手術を実施した専門医(非常勤医:池田良一先生)もおり、経験に基づく高度な診療を行っています。

婦人科の骨盤臓器脱外来や女性泌尿器外来(ウロギネコロジー)の専門外来も設けています。膣からピンポン球のようなものが飛び出す、膣が圧迫されるなどの症状がみられる方は、骨盤臓器脱外来へお越しください。膀胱の違和感、尿の回数が多い、尿が漏れるなどの症状がみられる方は、女性泌尿器外来へお越しください。

苦痛が少なく、精度の高い大腸検査を実施

当院における大腸の検査では、大腸内視鏡検査・大腸CT検査・大腸カプセル検査の3種類から選択できるようにしています。患者さんの苦痛をなるべく減らしながら、精密な検査で大腸がんなど重大な疾患がないか、しっかり検査しています。

大腸CT検査は、大腸にガスを注入して拡張させ、最新のマルチスライスCT装置を用いて大腸の3次元画像を撮影します。検査の負担が少なく、精度の高い方法として、きわめて有用な検査であるといわれています。

大腸カプセル内視鏡検査は、カプセル型の内視鏡を水分と一緒に飲んでいただき、消化管を通過しながら、大腸の内部の写真を撮影していく最新の大腸内視鏡検査です。従来の大腸検査に比べ、苦痛を軽減できる検査といわれています。下剤を飲む必要はありますが、大腸にガスを注入しないため、検査中のおなかの張りがありません。 肛門からは何も挿入しないため恥ずかしさもありません。

ただし、どちらの方法も、組織の採取ができないため、検査の結果、何か異常が指摘された場合は、大腸内視鏡を受けることが必要になります。

川﨑先生からのメッセージ

地域のみなさまへ

痔に代表される肛門の疾患や尿失禁など泌尿器系の疾患のことは、なかなか人には相談しにくいものです。それを乗り越えて受診される患者さんには、職員全員が優しさを持って接することでその不安を少しでも和らげてあげたい、と思っています。そして、当院は医師や看護師だけではなく、事務員や調理師など病院の職員全員が病気に精通することをめざして、日々努力しています。

当院はこれからも消化器疾患から肛門疾患および泌尿器疾患まで、トータルで診療することを心がけていますので、何か気になることや困ったことがあったらお気軽にご来院ください。地域のみなさまから信頼される病院となるよう、これからも地域に根ざした医療を実践してまいります。

肛門疾患の技術や消化器内視鏡技術を学びたい医師のみなさんへ

当院は、さまざまな肛門疾患の症例を診療することができ、年間約800例を超えるほど手術の数も多い病院です。大腸肛門病学会および消化器内視鏡学会認定の専門医修練施設に指定されており、専門医の教育に必要な各種機器を備えており、専門医を指導・修練する技術や知識のある高度な専門医がそろっている施設として、認められています。

肛門疾患や消化器内視鏡を学びたい方、鼠径ヘルニア手術を積極的に行いたい方など意欲的な方は、ぜひいらしてください。