• 土曜日
  • 日曜日
  • 夜間診療
  • 早朝診療
クリップする
URLを入力して
記事をクリップしましょう
指定された URL のページが見つかりません
S700x500 cd68927f 8579 4cd7 a0e5 7c6740ff9157
北海道大野記念病院(北海道札幌市西区宮の沢二条1丁目16-1 : 「宮...
北海道大野記念病院(北海道札幌市西区宮の沢二条1丁目16-1 : 札幌市営地下鉄東西線「宮の沢」駅 徒歩6分))の病院ページ。内科などの診察を行っています。
Male consulter resolved
クリップに失敗しました

北海道大野記念病院

北海道札幌市西区宮の沢二条1丁目16-1

札幌市営地下鉄東西線「宮の沢」駅 徒歩6分

https://ohno-kinen.jp

011-665-0020

  • 北海道大野記念病院 写真
  • 北海道大野記念病院 写真
  • 北海道大野記念病院 写真
  • 北海道大野記念病院 写真

“患者さんにやさしい治療”の提供をめざす「北海道大野記念病院」

“患者さんにやさしい治療”の提供をめざす「北海道大野記念病院」

社会医療法人 孝仁会 北海道大野記念病院は、2016年に北海道札幌市に開院した高度急性期病院です。患者さんの負担の少ない医療を基本理念とし、「医療人が、家族が病気の際に診てもらいたいと思える病院」をめざしています。院長である大野猛三先生に同院の取り組みや、今後めざす姿についてお話を伺いました。

2つの社会医療法人が合併してつくられた北海道大野記念病院

画像提供:北海道大野記念病院

当院は、2つの社会医療法人が合併して2016年に設立されました。ひとつが「孝仁会(釧路孝仁会記念病院」、もうひとつが「碩心会(心臓血管センター北海道大野病院)」です。

当院新設の土台となる構想は、私が心臓の手術を始めた頃からありました。同院が開院した当時は、一般的に心臓の手術を受けた患者さんが、がんなどほかの病気に罹った際、心臓への負担が考慮され積極的な治療を受けられない状況にありました。そこで心臓や循環器系の疾患に加えて、成人病全体の治療ができる病院をつくりたいという考えに至り、「心臓血管センター北海道大野病院」を開設したのです。

しかし、同院は病床数が少なかったこともあり、結果的に循環器系疾患の治療に特化して診療を行い、消化器、がん、脳血管障害などほかの疾患をカバーすることが難しくなりました。

こうした背景もあり、より幅広い分野の急性期から慢性期医療、さらには退院後まで一貫した医療の提供が可能な医療施設を地域につくるため、脳外科を中心とした治療を根釧地区で行っていた孝仁会と合併し、「社会医療法人 孝仁会 北海道大野記念病院」の開院に至りました。

三大疾病と運動機能疾患の治療に注力

当院では、主にがん・脳卒中・心臓病の三大疾病と運動機能疾患を対象とした高度急性期医療に注力しています。運動機能疾患に取り組むのは、昨今の高齢化社会にともなうご高齢の患者さんの増加と向き合うなかで、無視できない疾患であるためです。ご高齢の患者さんの病状は複雑化しやすいため、できるだけ一貫して治療できる環境を提供したいと考えています。

充実した設備で低侵襲な治療をめざす

画像提供:北海道大野記念病院

当院のめざす患者さんに優しい医療を実現するために、充実した診断機器と治療設備を整備しています。サイバーナイフ、トモセラピー、MRIガイド下集束超音波治療器といった「切らずに治す」医療機器や、低侵襲で高度な手術を実現する術中MRI、O-armイメージングシステム、IVR-CT、ハイブリッド手術室、ダヴィンチXiなどを導入しています。また2018年8月からは新たに陽子線治療をスタートする予定です。

「手術療法」「放射線治療」「化学療法(抗がん剤)」の三大療法および、がん免疫療法のそれぞれ単独治療のみならず、複数の治療方法を効果的に組み合わせる「集学的がん治療」を提案し、根治がめざせる医療環境を整えています。

脳治療分野

脳外科においては、アメリカなど他国でも活躍されている脳神経外科を専門とした福島孝徳先生に、年に4、5回お越しいただき手術を行っていただいています。

当院の「福島孝徳脳腫瘍・頭蓋底センター」では、福島孝徳先生や、米国デューク大学で直接、福島先生の指導を受けた入江伸介先生によって、頭蓋底疾患や下垂体、脳幹部、脳室内の病変、脳腫瘍、複雑な脳血管手術などの多岐にわたる診療を行っています。

福島先生の手術法は、小さい範囲の開頭で手術を行うことが特徴であり、術後の早期回復や負担の軽減が期待できます。

循環器疾患

循環器疾患に関しては、主にカテーテル治療を行っています。また、内視鏡手術を支援するロボット「ダヴィンチXi」を使用した心臓手術の実現もめざしています。

また、2015年12月には、心臓弁膜症(大動脈弁狭窄症)の新たな治療法、経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)を行える施設認定を受けました。

TAVIはカテーテルを使って、開胸することなく人工弁を患者さんの心臓に装着するため、心臓を止めずに済むこともあり、患者さんの体への負担が軽減できます。

ご高齢の患者さんで、年齢による体力低下や、同時にかかえるほかの疾患のリスクで外科的手術が困難な場合には、新しい治療の選択肢としてTAVIを提案しています。痛みや出血などが少ないため、入院期間の短縮が期待できる点も特徴です。

また近年では、狭い範囲の皮膚切開をもって心臓手術を行う小切開心臓手術(MICS)が普及しています。当院でも新しい技術をいち早く取り入れるべく、2012~2016年6月までに35例のMICSを行っています。

高校生に好評の医療体験セミナー

当院では、地域の方々への啓蒙活動を定期的に行っています。具体的には、当院の先生方に市民向けの乳がん講座などを開催してもらっています。

ほかに長く続けているのは、子どもたちを対象とした医療セミナーです。

2017年10月には札幌市内の30名の高校生を対象に、9回目となるセミナーを開催しました。

屋上のヘリポート見学をはじめ、縫合・糸結び体験、BLSの実技講習などを行った後、実際の医療機器を使って手術などの模擬体験をしてもらいます。

心臓血管ステント模擬体験や末梢動脈ステント留置の模擬体験、手術室で心臓手術の模擬体験、ダヴィンチのデモンストレーション、放射線治療のプランニングなどを行い、最後には修了証をお渡しします。

これまでに参加した生徒の半分以上が、医療従事者をめざして大学などに進学していると伺い、私たちもとても嬉しく思っています。

大野院長からのメッセージ

地域の方々へのメッセージ

当院は、医療人が「家族が病気になったらここでお願いしよう」と思えるような病院をめざし、患者さんが安心して受診できる超急性期病院を理想としています。

もちろん急性期だけでなく慢性期や介護に至るまで一括した医療が提供できる病院になるという合併時からの大きな目標もあります。

今後も地域の方々に質の高い医療を提供できるよう努めてまいりますので、ぜひ今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。

若手の医師へのメッセージ

これからの医療を担う若手の世代の医師は、ロボットやAIを使いこなしつつ医師としても成長しなければなりません。そのうえで、「しっかりとした人間性を発揮できる医者」になっていただきたいと思っています。患者さんに対して思いやりを持てること、その軸があれば、よい医者になれると思います。

また、医師が社会においてどんな立場にあるか知ることも重要です。私自身、異業種の方々と交流するなかで気づいた「世間が医者に求めること」が数多くあります。一社会人として、若い内から異業種の方々と積極的に関わることで人間の幅が広がっていくと思います。