お役立ち情報

前立腺肥大症の治療薬とほかの薬の飲み合わせ

前立腺肥大症の治療に用いられるα₁アルファワンアドレナリン受容体遮断薬(α₁遮断薬)は、高血圧の治療薬に使われるものもあります。そのため、前立腺肥大症と高血圧の治療を同時に受けている場合には、泌尿器科と内科のそれぞれで同じ薬を処方されてしまう可能性があります。

気づかないままα₁遮断薬を2倍の量、体内に取り込むことになり、立ちくらみや動悸などの思わぬ副作用を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。また、前立腺肥大症の患者さんは風邪薬や抗不安薬などによって尿閉(膀胱から正常に尿が出せなくなってしまうこと)を起こす場合があります。

こういったことがないように、ほかの病気で新たに医療機関にかかる際は、現在服用している薬や治療している病気について必ず医師に伝えましょう。

セルフチェックシート
実際に医療機関で使うチェックシートです。質問は4問なので、わずかな時間で結果がご覧いただけます。
病院検索
病院を調べることができます。気になる症状のある方は、チェックシートとあわせて、相談してみましょう。
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病気に関する情報
トイレの回数が増えたら過活動膀胱の可能性も考えられます。まずは病気を知ることが大切です。
治療に関する情報
実際の診断は恥ずかしくない?どのような時に受診すれば良い?など過活動膀胱の受診の不安を解消できます。
トイレのお悩み相談室
トイレの悩み、正しい理解と適切な治療で、元気な生活を取り戻しましょう。知ることが、解決への一歩です。
監修:旭川医科大学 腎泌尿器科 柿崎 秀宏 先生