専門用語の理解は、診察中の医師との会話や病気の専門書を読むうえで欠かせません。ここでは、排尿トラブルに関する診察で使用されることの多い専門用語について解説します。
免疫機能の中心的な役割を担っている血液中の免疫細胞。体外から侵入してくる細菌やウイルスなどを排除したり、がん細胞など体内で生じた異物を攻撃したりするはたらきがあります。
脳の神経伝達に異常が起こることによって指令がうまく伝わらなくなり、スムーズに動作を行うことができなくなる病気。動きがにぶくなったり、ふるえや歩行障害などが現れたりします。また、蓄尿の障害が現れることもあります。
排尿回数が多いことであり、いわゆるトイレが近いことを指します。1日8回以上排尿する場合を頻尿、トイレに行くために夜間も1回以上起きるような状態を夜間頻尿といいます。
グラム陽性菌の1つ。配列がブドウの房状に見えることから名付けられました。病原性の強い黄色ブドウ球菌と、病原性の弱い表皮ブドウ球菌に分けられます。黄色ブドウ球菌は化膿性疾患や食中毒を引き起こす菌の1つです。
お腹が張った状態であり、ガスが出ないように感じる腹部の不快感のこと。