月経前症候群(PMS)特集サイト

月経(生理)前のイライラ、気持ちの落ち込み、むくみ、肌荒れなど……。
いつものことだから仕方ないと我慢していませんか?
月経前に心や身体に何らかの不調が出る方はPMS(premenstrual syndrome:月経前症候群)の可能性があります。PMSであれば生活習慣の改善や食生活の見直し、薬による治療などで症状を和らげる効果が期待できます。ここでは、PMSの症状や発症の原因、生活習慣を見直すポイントや薬による治療法についてまとめています。
1人で抱え込まず、周囲の方や医師に相談しながらPMSと上手に付き合う方法を見つけていきましょう。

PMSについて

PMSとは~症状について~

月経(生理)が始まる数日前に、身体のむくみや気分の落ち込みなどを感じることはありませんか? このような症状がある場合、PMS(月経前症候群)の可能性があります。日常生活に支障をきたす恐れもあるため、気になる症状があるときは病院で相談することが大切です。
PMSとはどのようなものか、その特徴について解説します。

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PMSが起こる原因

PMS(月経前症候群)が起こる原因にはさまざまな説が挙げられています。まだ、はっきりとしたことは分かっていませんが、エストロゲンと黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類の女性ホルモンの変動が関係していると考えられています。

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PMSチェックリスト
月経(生理)に関連した精神的・身体的な不調であるPMS(月経前症候群)の症状について、まずはセルフチェックで確認してみましょう。なお、このチェックリストはPMSを診断するためのものではありません。
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PMSの受診と治療

PMSを和らげるには? ~生活習慣を見直すポイント~

生活習慣、食生活の乱れなどがPMS(月経前症候群)の症状を悪化させている可能性があります。最近、PMSの症状が重くなったと感じる方は当てはまるものがあるかチェックし、運動や睡眠、食事といった生活習慣の見直しや日常生活の工夫をしてみましょう。

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治療法~PMSとの向き合い方~

PMS(月経前症候群)の治療としては、生活習慣の改善に加えて、いわゆる低用量ピルと呼ばれてきた低用量経口避妊薬(OC)や、同じ成分ながら月経困難症などに保険適用を持つ低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)といったホルモン剤、抗うつ薬などの薬剤を使用することで症状の軽減が期待できます。また、漢方薬も治療に向いているともいわれています。ここでは、病院で行われるPMSの検査や治療について解説します。

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【監修】
東京歯科大学市川総合病院 産婦人科教授 髙松潔先生
PMSチェックリスト