じゅうにしちょうけいしつしょう

十二指腸憩室症

最終更新日:
2017年08月09日
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2017/08/09
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症状

基本的には無症状で経過します。なぜなら、十二指腸憩室は1~3cm程度と比較的大きいため、食事の内容物が憩室内に停留しにくいからです。また大腸などに比べて腸内細菌の数も多くないため、感染を起こすことも多くはありません。

注意が必要な症状

しかし、まれに通過障害や憩室炎、憩室出血などを起こすことがあり、この場合は治療が必要となります。 特にファーター乳頭のすぐ近くに憩室が存在する場合は、憩室により胆汁や膵液の流出が阻害されることで起こるLemmel(レンメル)症候群を引き起こす場合があり注意が必要です。ただし、レンメル症候群の頻度は決して高くはありません。

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