こうじんつう

後陣痛

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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原因

陣痛とは周期的に反復する子宮の筋肉の収縮のことをいいます。後陣痛のメカニズムは、分娩時の陣痛と基本的には同じであると考えられています。 

脳の下垂体後葉というところから分泌されるオキシトシンというホルモンには、分娩中には子宮の収縮を促す作用があり、分娩後には赤ちゃんに授乳をすることでホルモン分泌が促され、子宮収縮を引き起こし、子宮を元の大きさにもどす作用があります。この、分娩後に子宮の筋肉を収縮させるときの痛みが後陣痛です。
オキシトシンホルモンの分泌による子宮収縮以外にも、内臓を冷やすような食品を摂った場合、腹部を冷やしすぎた場合、腸炎などで下痢が続く場合にも子宮の収縮が増強し、痛みもそれに伴って強くなる場合があるといわれています。

子宮の内臓痛は、ある知覚神経から脳に伝わります。お腹の皮膚や筋肉から出る神経も一部共通しているため、子宮が痛むとお腹の皮膚や筋肉の痛みも起こると考えられます。これを関連痛といいます。強い後陣痛を感じるとき、お腹の皮膚を触っただけでも強烈な痛みが生じるのはこのためです。 
 

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