原因
悪性胸膜中皮腫は、ほとんどがアスベストの粉末を吸引することによって発症すると考えられています。
アスベストは自然の鉱物の一種ですが、非常に細かい繊維となって空気中に飛散します。さらに、飛散した線維は比較的長い間空気中を漂うため、アスベストが飛散している環境にいると呼吸によって体内へ吸入されやすいとされています。
吸入されたアスベストは肺に沈着し、平均40年ほどの時間をかけて徐々に肺の組織に線維化を引き起こし、最終的には悪性胸膜中皮腫や肺がんを引き起こすと考えられています。
また、中皮腫の原因の多くはアスベストによるものですが、アスベストと関係のない発症や遺伝子変化による発症も報告されています。
医師の方へ
「悪性胸膜中皮腫」を登録すると、新着の情報をお知らせします
「悪性胸膜中皮腫」に関連する記事
関連の医療相談が2件あります
労作時の呼吸困難について
今年10月から悪性胸膜中皮腫肺内転移のステージ4と診断され今現在2回目の抗がん剤治療を受けております。 入院前より洗面所で歯を磨いたりする動作とトイレに座って用をたす時に非常に強い息切れが出ています(本人曰く100メートルを全力疾走した感じ)歩く事に関しては息切れはするがそれ程でもありません。主治医の先生にも伝えていますがそれに関する治療は行なっておりません。この症状を軽減できる治療はありますでしょうか。血中酸素濃度は労作時にも適正範囲に入っています。
胸膜中皮腫、肺癌併発の治療方法
肺癌と胸膜中皮腫を併発しております。 原発は中皮腫で他の部位へ転移もあります。 ファーストラインでキイトルーダをするかシスプラ+ペメトレの選択肢を主治医に提示され二者択一で悩んでいます。 (PD-L122C3検査で70%との結果) 1.どちらが中皮腫に対して有効ですか?(勿論、中皮腫の標準治療は後者だと言うことは存じてます) 2.免疫チェックポイント阻害薬が使えるとしてシスプラ+ペメトレの後にセカンドラインでオプジーボを投与するのと前者二つの選択肢はどれがベストでしょうか? 3.免疫チェックポイント阻害薬は転移先にも効くのでしょうか? 4.キイトルーダが効かなかった場合、セカンドラインでシスプラ+ペメトレもしくはオプジーボは可能なのでしょうか?また、セカンドラインの選択肢は他にありますか? お忙しいとは思いますがご回答宜しくお願いします。
※医療相談は、月額432円(消費税込)で提供しております。有料会員登録で月に何度でも相談可能です。