じぞくぼっきしょう

持続勃起症

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

虚血性持続勃起症

陰茎海綿体から採血を行い、血液中に酸素や二酸化炭素などのガスが溶けている量(分圧:1気圧あたりに気体が溶けている量)の測定(血液ガス分析)を行います。虚血性持続勃起症では酸素分圧が低く、二酸化炭素分圧が高い、静脈血の所見がみられます。また、カラードプラーエコーでは海綿体の動脈の拍動がなく、海綿体内の血流を認めません。

非虚血性持続勃起症

股間(会陰部)を圧迫することで勃起の消失がみられる(compression sign)現象があります。また、陰茎海綿体内の血液ガス分析では、虚血性持続勃起症と異なり、酸素分圧が高く、二酸化炭素分圧が低いという動脈血の所見がみられます。カラードプラーエコーでは、損傷部での血流の乱流が確認できます。

損傷血管の確認のための動脈の血管造影検査は推奨されず、診断確定後に損傷血管をふさぐ(塞栓する)ときに同時に行われます。また、CTアンギオグラフィー(血管撮影)も損傷血管の確認のため有効な検査のひとつです。

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