いまるとりんぱしゅ

胃マルトリンパ腫

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

病期分類として、Ann Arbor分類という方法がその他の多くのリンパ腫では用いられますが、胃マルトリンパ腫の場合はLugano分類という方法が用いられます。

Lugano分類で早期(Stage I/II)、かつピロリ菌陽性の場合はピロリ菌の除菌療法(経口での抗菌薬内服)が行われます。除菌療法後に除菌の成功、失敗の判定を行うための再検査が必要で、失敗した場合には別の抗菌薬の組み合わせで2次除菌を行います。

リンパ腫治療の成功、失敗の判定には時間を置くことが必要なため、ピロリ菌除菌後に数か月毎に検査を行うことになります。

11;18の染色体転座がある場合は治療の成功率が低いという結果がありますが、除菌療法が安全な治療法で、放射線療法、全身化学療法では副作用を伴うことからまずは除菌療法が行われます。ピロリ菌陰性で早期の場合には放射線療法が行われます。

進行期(Stage IV)の胃マルトリンパ腫の治療方針に関しては、強いエビデンスはありません。ピロリ菌陽性の場合はピロリ菌の除菌を行い、その後症状が出るまで経過観察、あるいはリツキシマブという抗体療法を単独で行うか、場合によって抗癌化学療法を組み合わせて治療することもあります。

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