症状
臼蓋形成不全は、乳児期の定期健診をもとにして疑われることがあります。また、成人以降に、股が痛い、長時間立っていると股関節が痛む、だるいなどの症状がみられることもあります。
幼い頃に病気を指摘されなかった方であっても、妊娠や出産など、股関節に負担がかかる状況に面してから初めて病気の診断に至ることもあります。
また、成人後に変形性股関節症とよばれる状況になることもあります。日本での変形性股関節症患者さんの大半は臼蓋形成不全を伴います。股関節への障害が積み重なることで、歩くのがままならない、長時間立っていることができない、などの症状につながることもあります。
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