社会医療法人北楡会 札幌北楡病院 院長
日本外科学会 指導医 日本消化器外科学会 消化器外科指導医 日本透析医学会 透析指導医 日本医師会 認定産業医・健康スポーツ医
1974年に医学部を卒業後、北海道大学医学部第一外科教室に入局。消化器外科を学び始める。医局に所属しながら、道内の大小の病院勤務と大学での勤務(短期出張あり)を繰り返す生活であった。
大学以外で勤務した病院は、旭川厚生病院外科、上湧別厚生病院外科、町立厚岸病院外科、足寄町立国保病院外科、池田町立病院外科、市立芦別病院外科などであり、スポット的には長万部町立病院外科や、帯広協会病院外科にも出張した。
1984年の市立芦別病院在籍中に、札幌北楡病院の設立のお誘いを受け、翌年から札幌北楡病院での勤務を開始した。外科部長、副院長を経て現在に至る。この間の1988年には、肝移植の臨床を見聞する為に、西ドイツ(当時)のHannover医科大学移植外科に2ヶ月弱滞在した。翌年の1989年11月にベルリンの壁が崩壊したことを、印象深く思い出す。
移籍後には、臨床とともに、病院に当初から併設されている人工臓器・移植・遺伝子研究所で動物実験等を行っていたが、そのうちの一つの、家兎腎を用いた常温下灌流保存実験を行い、この成果により1993年に医学博士号を授与された。
現在は院長職のかたわら、北海道医師会常任理事(救急医療部長)として、二足のわらじで活動している。
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札幌北楡病院
1974年 北海道大学医学部医学科卒業
医籍登録
1974年 北海道大学医学部第一外科学講座入局
非常勤医師として勤務開始
1975年 旭川厚生病院外科医員
1977年 北海道大学医学部附属病院第一外科医員
この間、自己紹介に記した医療機関で大学に半年間から1年間、
医療機関に半年間の割合で交互に勤務した
1984年 市立芦別病院外科医長
1985年 札幌北楡病院外科部長
1993年 北海道大学 医学博士取得
1996年 札幌北楡病院副院長
2010年 札幌北楡病院院長 現在に至る
1) 目黒順一、川村明夫、久木田和丘、米川元樹:異種肝hybrid型補助肝装置使用時の免疫動態. 人工臓器, 17 : 187, 1988.
2) J.Meguro, K.Kukita, M.Yonekawa, A.Kawamura, et al : Blood Access for Plasmapheresis. Artificial Organs, 14 : 163, 1991.
3) 目黒順一 : 室温下灌流法による腎の保存、及びConditioningと機能判定に関する実験的研究. 日本外科学会雑誌, 95 : 400, 1994.
4) J. Meguro, N. Yanagida, M. Okano, A. Ishizaki, M. Takahashi, K. Kukita, T. Tamaki, M. Yonekawa, and A. Kawamura. : Availability of Cryofiltration in Renal Transplantation. Transplantation Proceedings, 28 : 1576, 1996.
5) 目黒順一、米川元樹、川村明夫 : 肝不全治療に対する人工肝補助療法, 日本アフェレシス学会雑誌, 27 : 200, 2008.
【受賞】 2015年 日本医師会優功賞(日医委員会委員10年)
【受賞】2015年 北海道社会貢献賞(救急医療貢献)
【受賞】2016年 厚生労働大臣表彰(救急医療功労)
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