転移性脳腫瘍

大腸がんから転移、術後5か月後に再発をした患者さん

最終更新日
2021年05月26日

小牧市民病院で脳神経外科部長を務める長谷川 俊典(はせがわ としのり)先生、同じく脳神経外科部長を務める加藤 丈典(かとう たけのり)先生に、転移性脳腫瘍の症例について伺いました。

術後5か月後に再発をした患者さん

こちらの患者さんは大腸がんから転移性脳腫瘍となり、一度は開頭手術で腫瘍を取り除きました。腫瘍は取り除けたものの、術後5か月目に再発してしまったため、ガンマナイフ治療を2分割照射で行うことになりました(上図①②③参照)。

ガンマナイフ治療を繰り返すことによって腫瘍をコントロール

開頭手術はときに効果的な治療方法ですが、再発することもまれではありません。脳に大きなダメージを与えることになったり、全身状態によっては再発した際に再び手術をすることが難しくなったりするなどさまざまなデメリットもあります。しかし、ガンマナイフ治療では場合によっては何度も繰り返して治療を行うことによって、腫瘍の拡大・増殖を防ぎ、がんをコントロールしながら日常生活を送ることができることもあります。

こちらの患者さんは、手術後に再発した転移性脳腫瘍に対して、2回の分割照射でガンマナイフ治療を行うことにより、ガンマナイフ治療を行ってから6か月で腫瘍はほぼ消失しています(上図④参照)。

小牧市民病院

〒485-8520 愛知県小牧市常普請1丁目20 GoogleMapで見る