四谷メディカルキューブは、2005年に開設した都市型先端医療センターです。私たちは「最高の安心と最新の医療」を基本理念に掲げ、皆さまの健康を総合的・継続的に支えることを使命としています。
当クリニックには「健診センター」・「きずの小さな手術センター」・「ウィメンズセンター」・「内視鏡センター」・「画像診断センター」・「会員制健康管理センター」という6つの柱があります。それぞれのセンターが連携し、多角的に健康をサポートする体制を整えています。立体的(キューブ)な構造で支えるという思いを込めて、クリニック名称を「四谷メディカルキューブ」と名付けました。
開院以来、私たちは「艶のある医療施設」を目指してきました。医師やスタッフが絶えず技術と知識を磨き続けること、患者さんに安らぎと安心を提供できる空間であること、そして常に進化するサービスを取り入れること。これらを大切にしながら、皆さまにとって信頼できる医療機関であり続けたいと考えています。これからもDXやAIの活用を含めた新しい挑戦を重ねながら、専門性の高さときめ細やかなヒューマンタッチを両立し、健康で豊かな生活に貢献してまいります。
ヘルニアは一見「良性疾患」と思われがちですが、症状は千差万別であり、時に難治性となることもあります。四谷メディカルキューブ 消化器外科(腹部ヘルニア)では日々の診療を通じて、鼠径部ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニア・臍ヘルニアでお困りの方に、できる限り痛みと再発の少ない手術を提供することを目指しています。
とりわけ大切にしているのは、「きずの小さな手術センター」の一員として「フィジカルにもメンタルにもきずを残さない」という姿勢です。手術には痛みやきずといった身体的な負担が伴うだけでなく、過去の手術経験から強い不安を抱える方も少なくありません。術前に丁寧な説明を行い、治療の流れや術後の経過をできるだけわかりやすくお伝えすることで、心身ともに安心して手術に臨んでいただけるよう努めています。
また、国内外の知見を取り入れながら、患者さん一人ひとりの体格・年齢・性別やご希望に合わせた「テーラーメイドな手術方法」をご提案。腹腔鏡手術を中心とした低侵襲治療を軸に、身体への負担を抑えるとともに、快適な入院環境を整えることで、治療から回復までの過程を少しでも安心して過ごしていただける体制を大切にしています。
日本ヘルニア学会の国際委員・評議員を務める医師が担当
腹壁瘢痕ヘルニアは再発や難治例が多く、専門的な知識と経験が求められる領域です。当院では国際的なガイドラインなど新しい知見を積極的に取り入れ、安全性と再発予防を重視した治療を提供しています。高度肥満症に対する外科治療の経験も活かし、体格の大きな方や他院で断られた方にも対応できる体制を整えています。
平均入院日数は3日未満
体への負担を少しでも減らすため、当院では北欧発祥の術後回復プログラムを導入し、平均入院日数は腹壁瘢痕ヘルニアで2.6日、鼠径部ヘルニアや臍ヘルニアはさらに短く、短期化を実現しています。入院施設はすべてシャワー・トイレ付きの個室で、一般的な病室ではなく「宿泊室」と呼び、ホテルのような快適な空間を整えています。食事はフランス料理の巨匠・三國 清三氏が監修。入院中もお食事を楽しみながら療養いただける環境を大切にしています。
体(フィジカル)のみならず、メンタルにも配慮
手術を受ける際には、痛みやきずといった身体的な負担だけでなく、過去の手術経験による不安を抱えている方も少なくありません。当院では「フィジカルにもメンタルにもきずを残さない」をモットーに、メンタルのケアも大切にしながら治療を行っています。術前には丁寧な説明を行い、治療の流れや予想される経過をわかりやすくお伝えすることで、安心して手術に臨んでいただけるよう努めています。
当院では腹腔鏡手術を第一選択としています。小さな切開で行うため体への負担が少なく、日帰りまたは1泊2日の短期入院で社会復帰を目指すことが可能です。 初診では診察と必要な検査を行い、次回外来で手術内容やリスクを丁寧に説明します。手術は通常1〜2時間程度で、麻酔科医による疼痛管理も行います。また、再発例の治療実績を重ねているのも当院の強みです。土曜・祝日の手術にも対応しており、平日に休みが取りづらい方にも配慮しています。
腹壁瘢痕ヘルニアは、手術のきず跡から皮膚の下に内臓が出て膨らんでしまう病気で、根治には再手術が必要です。当院の今村医師は世界的にも注目されている「eTEP法」を手がけ、日本国内で約400例の実績があります(2025年12月時点)。従来の術式で課題だった再発や術後痛を改善できるこの術式は、大きなメッシュで広範囲を補強することで再発を防ぎ、長期的に安定した状態を保つことを目指しています。
成人の臍ヘルニアは、臍(へそ)の下に腹膜をかぶった腸が飛び出す病気で、肥満や妊娠・出産と関連した発症が多く見られます。全国的にも対応できる施設は限られていますが、当院では外来での検査に加え、禁煙や糖尿病のコントロールを経てから腹腔鏡下手術を行い、安全性を高めています。多くの場合は1〜2泊の短期入院で治療が可能で、再発リスクを抑えつつ身体への負担を軽減できるよう努めています。
※今村医師の外来日は、下記の「診療・受付情報」とは異なります。詳しくは四谷メディカルキューブ公式サイトにてご確認ください。
【腹部ヘルニア外来】https://www.mcube.jp/department/ventral_hernia/
| ネット予約 | 可 予約する |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.mcube.jp/ |
| 連絡先 |
TEL 03-3261-0401 |
住所 |
〒102-0084 東京都千代田区二番町7-7
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※本記事は 2025年12月 時点のものです。