当クリニックは患者さんのお腹の悩みとお尻の悩みに対応しており、特に胃と大腸の内視鏡検査と痔の日帰り手術に力を入れています。
開院にあたっては、「気軽に大腸内視鏡検査を受けられるクリニックをつくりたい」という思いが動機の1つになりました。
便潜血検査が陽性だった場合、大腸がんやポリープなどの可能性が考えられますが、該当者の約半分しか精密検査を受けていない現状があります。この背景には、身近に大腸内視鏡検査を受けられる医療機関がないことが大きな原因の1つではないかと考えていました。
当クリニックでは、内視鏡を4台設置し(2024年10月時点)、多くの医療スタッフが連携して診療を行える体制をつくっています。患者さんのスケジュールに合わせた苦痛の少ない検査の提供を心がけることで、病気の早期発見・早期治療に貢献したいと思っています。
「胃が痛い」という訴えで来院される方は多いですが、検査をしてみると実際に胃が悪い方は当クリニックでは2~3割程度です。そのため、患者さんの負担にならない程度に、血液検査・超音波検査・X線検査・CT検査なども組み合わせて診断を行い、隠れた病気を見つけていきます。それにより、自覚症状がない膵臓(すいぞう)がんなどが見つかることがあるのです。
また、内視鏡検査では、極力患者さんの負担を減らすことを大切にしています。「二度と検査を受けたくない」という印象が残ってしまうと、必要に駆られたとしても、検査を受けることを避けてしまうからです。
内視鏡の検査を行うときは、痛み止めや眠くなる薬を使って検査を行うとともに、炭酸ガスを使って検査を行うことで検査後のお腹の張りを抑えるようにしています。検査時間も10分以内に収まるよう努めています。
お腹とお尻に関する地域の大規模クリニック
院内には、内視鏡を設置したユニットを4台配置し、医師50名を含む130名ほどのスタッフによってクリニックを運営することで、余裕を持って患者さんの検査が行えるようにしています(2024年10月時点)。毎月多くの患者さんが検査を受けに来てくださっていますが、できる限りご希望のスケジュールで検査を行える体制を整えています。
開院以来、多くの患者さんに内視鏡検査を提供
2005年の開院以来、胃の内視鏡検査は96,000名以上の方、大腸内視鏡検査は約65,000名の方に行ってきました(2005年5月~2024年9月)。これまでの内視鏡検査の進め方を分析し、より検査が受けやすくなるよう改善し続けています。病気が見つかった方は、一緒に今後の治療方針を考えるとともに、大学病院などへの紹介も可能です。
若い世代へのピロリ菌除菌の啓発
2014年7月に開院10周年を記念して、有志11名と共に「二十歳のピロリ菌チェックを推進する会(略称ハタピの会)」を設立しました。若い方にピロリ菌チェックを受けていただき、胃にピロリ菌が見つかった方には、除菌治療を行う取り組みを推進しています。早期のピロリ菌除菌で、将来の胃がんリスクを大幅に軽減することが可能です。当クリニックでの検査は採尿キットを使った尿検査*によって行っており、中学生以上の方が受けられます。 *検査費用は自由診療で2,000円~3,000円ほど(採尿キットによる検査と結果通知を含む)で、当クリニックやハタピの会の賛助会員になっている医療機関での受け取りと、尿の提出の際の2回、来院が必要です。
公式サイト | https://www.m-onaka.com/ |
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連絡先 |
TEL 042-644-1127 |
住所 |
〒192-0083 東京都八王子市旭町12-12
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